日常的に「お腹が痛くなる」ことに悩む方は多いのではないでしょうか?
実は、その原因が便秘であるかもしれません。
便秘は多くの日本人を悩ませるものですが、様々な悪影響をもたらすからですね。
そこで今回の記事では、
- お腹痛いが痛い原因は便秘?
- 便秘の腹痛時に便が出ない時の対処方法とは?
これらの情報をまとめてみました。
お腹痛いが痛い原因は便秘?
結論から言えば、お腹痛いが痛い原因は「便秘の悪影響の結果」である可能性があります。
これは、便秘はお腹に対して様々な悪影響をもたらすため、その一つが腹痛であるというわけですね。
例えば、便秘により腸内に大量の便やガスが詰まってしまうと、腸管の内圧が上がって痛みを感じることがあります。
便秘によって、便が腸の中に長くとどまることで便の出口が塞がれてしまい、そのままの状態で腸はそれらの便やガスを肛門側に押し出そうとするため、そのときに腹痛が生じるわけです。
とくに、腸がたるみやすく、便がたまりやすいS状結腸で起こりやすい傾向があり、左下腹部に痛みを感じることが多くなります。
また、腹痛以外では、便秘によって吐き気を催すことがあります。
実際に嘔吐すること以外にも、お腹の気持ち悪さが延々と続く、食欲低下などの状態も含めます。
これは、腸の中に便が大量に溜まることで腸全体の動きが悪くなると、消化液が消化管の中に溜まりやすくなり、これが吐き気の原因となることがあるためですね。
あるいは、大腸の中で溜まった大量のガスによって胃の部分が押され、それが原因で吐き気が引き起こされることもあります。
臭いの強いゲップが出やすい傾向がある人は注意をした方が良いでしょう。
便秘の腹痛時に便が出ない時の対処方法とは?
まずは痛みが辛いかと思いますので、腹痛を和らげるために必要な対処をしましょう。
お腹の痛みが出てきたら、まずは楽な体勢をとって腹痛を軽減します。
例えば、お腹の張りを和らげるために身体を前かがみにしたり、膝を曲げた状態が楽な体勢だとされています。
もちろん、椅子に座ったり、ベッドやソファに横になることも良いでしょう。
また、毛布やホッカイロ、湯たんぽなどでお腹を温めること腹痛を軽減するために効果的です。
お腹を温めることで、腸の緊張を緩めて蠕動運動を促し、腹部の張りを軽減することができるからですね。
次に、腹痛の原因である便秘に関してですが、これは「お腹をマッサージする」ことをおすすめします。
お腹のマッサージは、大腸の走行に沿っておへその周りを「の」の字を描くように、ゆっくりマッサージするのが効果的だとされています。
痛みがあるかと思いますので、無理をしない範囲でゆっくりとマッサージをすると良いでしょう。
ちなみに、腹痛への対策として市販されている薬を服用する場合は注意が必要になります。
というのも、便秘の原因や薬の種類によっては症状が悪化する可能性があるからです。
そのため、可能であれば、まずは病院を受診して腹痛や便秘の状態がどうなっているのかを確認するようにしてください。
自己判断での薬の使用は、対処が間違っていた場合が怖いですからね。
アサヒ飲料 おいしい水 天然水 富士山 ペットボトル 2L×6本
便秘に関するその他の情報
便秘改善にヨーグルトは効果があるの?食べるタイミングや量は?
まとめ
お腹痛いが痛い原因は「便秘」である可能性は十分に考えられます。
腹痛が辛い場合は、楽な姿勢を取って、お腹をマッサージしたり、可能なら水を飲むと良いでしょう。
症状改善のために、この記事がお役に立てれば幸いです。