「便秘」が続くとお腹が張って苦しいですよね。
そんな便秘ですが、寝方によって症状が改善する可能性があります。
また、便秘対策では寝る前に水を飲むことも同様です。
そこで今回の記事では、
- 便秘改善に効く寝方や寝る姿勢とは?
- 便秘対策で寝る前に水を飲むことは効果がある?
これらの情報をまとめてみました。
便秘改善に効く寝方や寝る姿勢とは?
結論から言えば、便秘改善に効く寝方や寝る姿勢は存在します。
それは、「身体の右側を下にして寝る右向き寝」と「お腹を下にするうつ伏せ寝」です。
まず「身体の右側を下にして寝る右向き寝」ですが、これは内蔵の構造と関係がある寝方になります。
人間の大腸の出口は左から右にかけてにあるため、身体の右側を下にして寝れば重力の影響もあり、便が大腸の出口まで運ばれやすくなります。
また、胃の入り口は身体の左上、出口は右下にかけてあるため、こちらも大腸と同じことが言えます。
右向きで寝ることと、胃に入った食べ物が左上から右下に向かって流れ、スムーズに腸に入っていくので消化が効率的に進むわけですね。
もちろん、右向き寝の状態を維持することが辛いようであれば、
2・辛くなったら仰向けの状態に身体を動かす
3・しばらしたら右向き寝の状態へ戻す
4・上記を繰り返す
以上のようなサイクルで寝返りをうつことでも問題ありません。
次に、「お腹を下にするうつ伏せ寝」ですが、これはうつ伏せの状態でお腹に圧をかけることで、腸内のガスを移動させるための寝方です。
人間の腸内ガスは便や水分より軽いので、立った状態のままではなかなか排出されません。
また、人間の腸の形が複雑な構造となっていることも原因の1つだとされています。
そこで、うつ伏せの状態でお腹全体に圧をかけることで腸内ガスを移動させ、スムーズに排出を促すというわけですね。
うつ伏せ寝の場合、お腹全体に圧をかけることになるので、手で行うマッサージより腸の動きを促進させることができると考えられているからです。
腸内ガスが抜ければ、腸のぜん動運動(腸の内容物を移動させる働きのこと)も活発になるため、便通が促される可能性が高くなります。
ちなみに、うつ伏せ寝のやり方としては、ただうつ伏せの状態になることでも良いのですが、おへその下あたりにクッションや枕を入れて、腹部へ圧をかけるとより効果が高まります。
そして、うつ伏せ寝を行う際には、いくつかの注意点があります。
以下の条件に該当する場合は、うつ伏せ寝をすることはやめておきましょう。
2・うつ伏せ寝は平らな場所で行う
3・痛みを感じた場合はすぐにやめる
4・妊娠中の女性は行わない
以上です。
便秘対策で寝る前に水を飲むことは効果がある?
結論から言えば、寝る前に水を飲むことは便秘対策になります。
これは、寝る前にコップ1杯程度の水分補給をしておかないと、身体が水分不足になってしまうからです。
人間は寝ている時にコップ1杯程度の汗をかくと言われており、その分の水分を補給しないと身体が水分不足になってしまいます。
その結果、便が硬くなり排便がしにくくなって便秘になってしまうわけですね。
そのため、寝る前に水を飲むことで水分不足を解消し、さらに血行が良くなることも便秘の改善に繋がります。
また、朝起きてすぐにコップ1杯の水を飲むことも便秘改善に効果的です。
朝一番に水を飲むことで、胃腸を刺激して腸のぜん動運動が促されると、便意が生じやすくなるためです。
その際、可能であれば水を勢いよく一気に飲み干すことがおすすめです。
胃に入った水の重さによって、その下にある大腸を強く刺激することができるからです。
嬬恋銘水 天然水 嬬恋高原の恵み ラベルレス ペットボトル 2.0L×10本
便秘に関するその他の情報
便秘改善にヨーグルトは効果があるの?食べるタイミングや量は?
まとめ
便秘の改善や対策には、寝る姿勢や水分補給が非常に重要なポイントとなります。
便秘改善のために、この記事がお役に立てれば幸いです。