「トコジラミ」による被害が日本で拡大しています。
こういった事態があるため、トコジラミがどこにいるのか気になる方は多いのではないでしょうか?
また、トコジラミがどこから家の中にやってくるのかや、トコジラミに刺されるとどうなるのかも知っておきたいですよね。
そこで今回の記事では、
- トコジラミはどこにいる?
- トコジラミはどこからやってくる?
- トコジラミに刺されるとどうなる?
これらの情報をまとめてみました。
トコジラミはどこにいる?
トコジラミは夜行性の害虫であるため、日中は家の中にある隙間に隠れています。
そして、人が寝静まった深夜に吸血を行い、人間が寝る場所周辺の狭くて暗く、安定して温かい場所に隠れています。
トコジラミが隠れる具体的な場所としては、以下のようなものが挙げられます。
2・マットレスの中
3・布団の隙間
4・家具の内部や壁との間
5・カーペットの下
6・カーテンの折り目
7・柱や壁、天井の隙間
8・家電製品の裏や内部
9・ダンボール箱
以上です。
トコジラミは成虫の体長がおよそ5~8mmと非常に小さく、平べったい形をしているためちょっとした隙間に隠れることができてしまいます。
布団やマットレスなどはもちろん、家具に使われている木材の傷なども隠れる場所となることがあるほどです。
さらに、上記にもあるようにトコジラミは熱がこもりやすい場所を好む習性があるので、熱を発する家電製品の周囲や内部にも隠れることがあります。
また、明るい日中に隠れているトコジラミを発見することは難しいですが、生息している証拠としてわかりやすいのがフンです。
トコジラミは吸血する血液の量が凄まじく、トコジラミ自身の体重の3~6倍もの血液を摂取します。
必然的に吸血した血液によって身体が酷く大きくなるため、元いた狭い隙間へ侵入できず、その入口附近で体内の水分をフン(血糞)として排出する習性があります。
もしも、寝具周辺や壁に黒褐色の多数の点々が見られる場合は、トコジラミが繁殖している可能性を疑った方が良いでしょう。
さらに、トコジラミは卵の状態から幼虫になると複数回の脱皮を経て成虫へと成長していきます。
そのため、脱皮の時に生じる白い抜け殻もトコジラミを発見する目印になります。
トコジラミはどこからやってくる?
トコジラミは自宅で自然発生する害虫ではなく、「外から持ち込まれること」で家の中で繁殖していく害虫です。
そのため、トコジラミの予防方法としては、まずは「家の中にトコジラミを持ち込まないこと」が重要です。
例えば、旅行に行った際に、使用したカバンや着ている服をチェックするだけでも一定の効果があります。
あるいは、ホテルなどの宿泊施設に泊まる際は、上着や荷物をバスルームに置くなどの工夫が効果的です。
トコジラミは表面がツルツルとした材質を嫌う傾向があるため、浴槽などはトコジラミがいない可能性が高いです。
帰宅したらトコジラミが潜みやすい「襟の裏や布製のスーツケースの継ぎ目」をチェックすると良いでしょう。
また、家の壁などに隙間があると、そこからトコジラミが家の中へ侵入してくることもあります。
こういった隙間が家にある場合は、すぐにしっかりと塞いでしまいましょう。
トコジラミに刺されるとどうなる?
トコジラミに刺された場合、その瞬間には痛みやかゆみを感じることはほとんどありません。
しかし、吸血される際に人間の体内に唾液が注入されるため、それに対するアレルギー反応により皮疹やかゆみが生じます。
この時に生じるかゆみは凄まじく、そのかゆみの大きさは蚊の数倍とも言われることもあります。
かゆみが酷すぎて眠れないといった方もいるようですね。
このかゆみは1週間、長い方では2週間ほど続くこともあります。
さらに、身体の抵抗力が弱まっている時にトコジラミに刺されると発熱することもあります。
また、トコジラミに刺された場合、生じる強いかゆみは一般的なかゆみ止め外用薬では抑えられない可能性が高いです。
そのため、かゆみの治療には「抗炎症作用」や、炎症を引き起こす免疫系の働きを弱める「免疫抑制作用」があるステロイド外用剤(塗り薬)が効果的です。
薬局やドラッグストアの店員に事情を説明して、使用できる薬剤を確認してもらうと良いかと思います。
注意点としては、これらの薬剤は患部を掻いてしまう前に塗ることです。
薬剤を使用しても症状の改善が見られない場合は、すぐに医療機関の皮膚科を受診しましょう。
トコジラミに関するその他の情報
トコジラミがマンションに出た時の対処方法とは?隣室は?バルサンは使える?
トコジラミを旅行先で対策する方法とは?持ち帰らないやり方や旅行後は?
まとめ
トコジラミは夜行性の害虫であるため、日中は家の中にある隙間に隠れています。
そして、人が寝静まった深夜に吸血を行い、人間が寝る場所周辺の狭くて暗く、安定して温かい場所に隠れています。
トコジラミが隠れる具体的な場所としては、以下のようなものが挙げられます。
2・マットレスの中
3・布団の隙間
4・家具の内部や壁との間
5・カーペットの下
6・カーテンの折り目
7・柱や壁、天井の隙間
8・家電製品の裏や内部
9・ダンボール箱
以上です。
トコジラミは自宅で自然発生する害虫ではなく、「外から持ち込まれること」で家の中で繁殖していく害虫です。
そのため、トコジラミの予防方法としては、まずは「家の中にトコジラミを持ち込まないこと」が重要です。
例えば、旅行に行った際に、使用したカバンや着ている服をチェックするだけでも一定の効果があります。
また、トコジラミに刺された場合、その瞬間には痛みやかゆみを感じることはほとんどありません。
しかし、吸血される際に人間の体内に唾液が注入されるため、それに対するアレルギー反応により皮疹やかゆみが生じます。
この時に生じるかゆみは凄まじく、そのかゆみの大きさは蚊の数倍とも言われることもあります。
かゆみが酷すぎて眠れないといった方もいるようですね。
このかゆみは1週間、長い方では2週間ほど続くこともあります。
さらに、身体の抵抗力が弱まっている時にトコジラミに刺されると発熱することもあります。
また、トコジラミに刺された場合、生じる強いかゆみは一般的なかゆみ止め外用薬では抑えられない可能性が高いです。
そのため、かゆみの治療には「抗炎症作用」や、炎症を引き起こす免疫系の働きを弱める「免疫抑制作用」があるステロイド外用剤(塗り薬)が効果的です。