「こたつ」は冬の時期に活躍する暖房器具ですが、このこたつを使うことで腰痛に悩まされることがあります。
こたつは1シーズンの間、ずっと利用することになるため、腰痛があると本当に辛いですよね。
しかし、何故こたつが腰痛の原因となるのかがわからないと、対策を講じにくいと思います。
そこで今回の記事では、
- こたつが腰痛の原因になる理由はこれ!
- こたつの腰痛対策はこの方法がおすすめ!
これらのことをお伝えさせていただきます。
こたつが腰痛の原因になる理由はこれ!
こたつが腰痛の原因になる理由はズバリ「座り方」になります。
腰痛の原因となる座り方にはいくつかの種類があり、具体的には以下のようなものが挙げられます。
2・体育座り
3・横座り
4・長座
以上です。
これらの座り方は腰への負担が非常に大きく、腰痛の原因となります。
それぞれの座り方の特徴としては、以下のようになります。
1・あぐら
女性であぐらをかく人は少数かと思いますが、男性ならば畳の上や床の上に座る際にあぐらをかく人は非常に多いです。
あぐらをかいて座ると、身体の姿勢が自然と前傾姿勢となるため、気づかないうちに腰に負担をかけることになります。
多くの場合、こたつに座っていることは長時間になるため、それだけ腰への負担が増大することになるわけですね。
また、あぐらは腰ばかりでなく股関節にも負荷がかかります。
場合によっては、下半身の骨盤がずれやすくなるなどの問題が発生することもありますので、長時間に渡りあぐらをかいて座ることはやめておくことが無難でしょう。
2・体育座り
体育座りは学生時代に多用する座り方ですが、実は「最も腰痛になりやすい座り方」だとされています。
何故かと言うと、体育座りの場合はあぐらと比較しても前傾姿勢が酷くなるからです。
両膝を抱きかかえるように丸くなって座ると、背骨の椎間板に大きな負荷がかかりやすくなるからですね。
また、前傾姿勢が酷くなることによって、酷い猫背や肩こりの原因となる可能性もあります。
3・横座り
横座りとは、足を横に出したまま姿勢を崩して座る座り方になります。
「お姉さん座り」という名前ならピンとくる方も多いのではないでしょうか?
この横座りの状態だと、背骨が自然と横に曲がることになるため、腰に大きな負担が発生します。
また、この座り方をする場合、同じ方向に足を崩すことが非常に多いため、結果的に同じ箇所へ負担がかかり続け、骨盤の歪みが慢性化する可能性が高いです。
その結果、酷い腰痛が現れるわけですね。
4・長座
長座とは、床に座る時に足を前に伸ばす座り方のことです。
身体や股関節が柔らかい女性の場合、特にこの長座で長時間座り続けることが多いです。
しかし、長座は股関節に大きな負荷をかけるため、腰痛の原因になる座り方とされています。
また、座椅子を使用する時もこの座り方になることが多く、こちらは男性も含まれることが多いので注意をしておきましょう。
こたつの腰痛対策はこの方法がおすすめ!
こたつの腰痛対策では、腰に負担がかからない座り方を実践することが基本となります。
具体的には、常に「骨盤を立てる」ことを意識することがポイントになります。
例えば、正座の状態は一番骨盤が立つ座り方になります。
正座のまま背筋を伸ばして、下顎をひいた状態だと腰への負担を非常に小さくすることが出来ます。
ただ、正座は腰への負担が小さい利点がありますが、逆に膝への負担が大きくなることに注意をしておきましょう。
そのため、膝関節が弱いなどの問題がある場合は、「正座椅子」を活用することをおすすめします。
「正座椅子」とは、正座をする時に使う小さな椅子のことで、足が痺れてしまうことを防いでくれる便利な道具です。
この正座椅子があれば、膝への負担を減らしたまま正座を続けることが出来るので、上手に活用すると腰痛対策に繋がります。
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まとめ
こたつを使うことで腰痛が発生するのは本当に辛いですよね。
そんな状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。