「サバ缶」を食べている時に愛犬が近寄って食べたがることがあります。
サバ缶は美味しい缶詰ですが、犬が食べても大丈夫なのかよくわかりませんよね。
また、「サバ缶でも水煮なら食べられるのでは?」と考える方がいらっしゃるかと思います。
そこで今回の記事では、
- サバ缶は犬が食べても大丈夫?
- サバ缶の水煮なら犬は食べれる?
これらの情報をまとめてみました。
サバ缶は犬が食べても大丈夫?
結論から言えば、サバ缶は犬が食べても大丈夫な製品もあります。
というのも、サバの味噌煮込みといったように味付けがされているものや、オイル漬けのサバ缶は塩分や脂質が非常に高いため、愛犬にエサとして与えてはいけません。
これは、人間用に味付けされた食事を犬に与えると、塩分摂取量が過剰となることがあるためです。
塩分の摂取過剰は、人と同様に心臓や腎臓に大きな負担をかけてしまうことになります。
そのため、愛犬に与える場合は「鯖の水煮缶」を少量だけ与えるようにしましょう。
愛犬に対して、一日に与えても良いサバ缶の量の目安は以下の通りです。
2・体重10kg……50g
3・体重20kg……90g
以上です。
これ以上の量は与えないようにしましょう。
さらに、目安量程度のサバ缶を与えた日は、ドッグフードの量を通常の3/4程度の量に減らすようにしてあげてください。
その他にも、サバ缶は毎日エサとして与えるのではなく、日を開けて時々与える程度にとどめたほうが良いでしょう。
注意点としては、初めてサバ缶を愛犬に与える際は、少量から始める与えるようにすることです。
これは、犬がどのようなアレルギーがあるかわからないため、犬の健康を守るために必要なことです。
例えば、愛犬に対していきなり目安量程度を与えてしまうと、もしアレルギー症状が現れた際に重症化する可能性があります。
そこで、少量を与えて異常がないことが確認して、徐々に量を増やして目安量程度を与えるようにしてください。
また、サバ缶を初めて食べた時に皮膚をかゆそうにしたり、目が赤くなるなどの異常が確認できた場合は、サバを与えることをすぐに中断して、動物病院を受診するようにしてください。
サバ缶の水煮なら犬は食べれる?
前章にもあるように、「鯖の水煮缶」のような塩分や脂質が低いものであれば、犬でも安全に食べることができます。
もちろん、成分表をあらかじめチェックしたり、アレルギーに対して注意をしておく必要はあります。
あるいは、市販されている「犬用のサバ缶」をエサとして与えるという方法もあります。
犬用のサバ缶は、最初から犬が食べることを前提で製造されているため、人間用のものを与えるよりも安全であると言えます。
また、犬用のサバ缶はインターネット通販などで簡単に購入可能なのも良い点ですね。
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まとめ
サバ缶は犬が食べる際は塩分の過剰などに注意をして上げる必要があります。
愛犬に与える場合は「鯖の水煮缶」を少量だけ与えるようにしましょう。
また、犬用のサバ缶が市販されているため、こういった製品を利用することもおすすめです。