「インフルエンザ」と言えば高熱や関節の痛みなどの激しい症状で有名ですよね。
そんなインフルエンザの症状の1つに「咳」があります。
ゴホゴホと辛い咳ですが、インフルエンザの咳はいつまで続くのかよくわかりませんよね。
また、インフルエンザの咳で他の人へ病気が感染する期間も知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- インフルエンザの咳はいつまで続くのか?
- インフルエンザが咳でうつる期間は?
これらのことをお伝えさせていただきます。
インフルエンザの咳はいつまで続くのか?
インフルエンザの咳は長期間に渡り症状が続くことが多いです。
インフルエンザなどにおける咳の症状は、気道の粘膜にウイルスが感染して炎症が起こると、脳はせき中枢を刺激して咳を出すよう身体に命令します。
そのほか、喉の粘膜が炎症を起こすと、ウイルスを身体から排除しようと粘膜から粘液が過剰に分泌されて痰(たん)が出るようになります。
喉の炎症が悪化したり、ウイルスと戦った白血球の死骸などが粘液に混じると痰の粘度が増し、痰が喉に絡みつくようになるためさらに咳が出やすくなるわけですね。
また、インフルエンザを発症して2日ほど経過したあたりから咳が出始め、解熱後も咳が続くことが珍しくありません。
個人差もありますが、咳の症状はおおよそ「1~2周間」ほど咳が続くことになります。
咳以外にも身体の倦怠感やふらつきなどの症状も同様ですね。
ちなみに、咳には「乾いた咳」と「湿った咳」の2種類があります。
「乾いた咳」とは、痰が出ない咳です。
乾いた咳の原因としては、せきぜん息・アトピー咳嗽・百日咳・胃食道逆流症(GERD)・心因性のせきなどが挙げられ、非常に長期に渡り症状が続きます。
そのため、痰が出ない乾いた咳は繰り返すことが多く、体力を消耗しやすいので早めに止めた方が良いと言われています。
インフルエンザなどの時に出る「湿った咳」は、体内にある異物を排出するために起こる症状です。
そのため、痰がからむ咳は咳止めなどの薬で無理に止めない方が良いです。
身体がウイルスと戦い、やっつけようとしている結果であるわけですからね。
インフルエンザが咳でうつる期間は?
インフルエンザの咳が原因で他の人に感染する可能性がある期間は、「7日」ほどだとされています。
これは、インフルエンザの症状が現れ、さらに解熱した後も含めた日数になります。
インフルエンザを発症した日を1日目として、6日目に熱が下がったのであれば、その日を含めて2日ほどは他の人へインフルエンザが感染する可能性があります。
そのため、7日が経過するまで外出を自粛することが望ましいとされています。
また、インフルエンザウイルスは潜伏期間中でも他の人へ感染することがあります。
一般的に、インフルエンザに感染すると発症前日から鼻や喉からウイルスを排出するとされているからですね。
さらに、感染力が最も強い時期は「発症から3日間」になりますので、この期間は特に注意をした方が良いでしょう。
これ以後は、他の経にインフルエンザに感染する可能性が下がっていきますが、上記にあるようにウイルスの排出が行われているため、油断しないようにしてください。
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まとめ
インフルエンザは高熱や激しい咳などで本当に辛い病気ですよね。
そんなインフルエンザの症状をよく理解して、しっかりとした対処を行ってください。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。