「とうもろこし」は美味しい野菜ですが、腐ることもあるので心配な方もいらっしゃるかと主ます。
しかし、とうもろこしが腐っている時の見分け方がわからないと対処が難しいですよね。
そこで今回の記事では、
- とうもろこしは腐るとどうなる?
- とうもろこしが腐っている時の見分け方とは?
- とうもろこしを腐ったまま食べたらどうなる?
これらの情報をまとめてみました。
とうもろこしは腐るとどうなる?
とうもろこしが腐ると、以下のような特徴が現れます。
非常にわかりやすいので、とうもろこしを手にとって調べればすぐに腐っている特徴を発見できるかと思います。
2・茶色に変色する
3・液体が出ている
4・カビが生える
5・食べた時の味が変わる
以上です。
1番目の「すっぱい異臭がする」というのは、とうもろこし本来の臭いとはまったく違う異臭がすることです。
酸っぱい匂いがわかりやすいですが、他にも「雑巾のような臭いがする」や「刺激臭がする」といったこともあります。
そのため、普段とは違う臭いをとうもろこしから感じた場合は、とうもろこしが腐っている可能性を疑った方が良いでしょう。
2番目の「茶色に変色する」はそのままですね。
とうもろこしは傷むと表面が茶色く変色してしまいます。
ひげの部分は収穫後すぐに先の方から茶色く変色していくものなのですが、黄色い実の部分が茶色くなっている場合は要注意です。
また、とうもろこしを包んでいる葉の部分は、1・緑色→2・黄緑色→3・白→4・薄茶色→5・茶色と変色していきます。
葉の部分の色が茶色に近づいていると、そのとうもろこしは腐っている可能性がある危険信号になるわけですね。
3番目の「液体が出ている」とは、とうもろこしの表面に見覚えのない汁が出ていることを指しています。
とうもろこしは、何らかの汁がでるような穀物ではないため、そのような状態になっているのであれば、腐っていることを疑うべきでしょう。
また、汁を水で洗い流せばいいと思うかもしれませんが、汁だけ洗い流してもとうもろこしの腐敗した部分は残ったままです。
そのため、汁がにじみ出ている、腐敗している可能性があるとうもろこしを調理に使うことはやめておいた方が無難でしょう。
4番目の「カビが生える」もそのままですね。
とくに、「とうもろこしのカビは猛毒」とも言われることがあるほど人体に悪影響のある強烈なものです。
例えば、とうもろこしに生えるアフラトキシンというカビが非常に強力な猛毒とされており、動物実験では実際に肝臓がんを発症したという記録があります。
そのため、カビが生えているとうもろこしは絶対に食べないようにして、すぐに廃棄処分とするようにしてください。
最後の「食べた時の味が変わる」というのは、上記にある異臭やカビなどの影響により味が変化してしまうことです。
明確に異常なので、こうなったとうもろこしは食べないようにしましょう。
とうもろこしが腐っている時の見分け方とは?
基本的には、前章にあるようなポイントを抑えておけば、とうもろこしが腐っているかを見分けることができるかと思います。
また、これ以外にも何らかの異常がある場合は、そのまま調理をしたり、食べることはやめておいた方が無難でしょう。
とくに、とうもろこしに発生するカビは危険なので注意をするようにしてください。
とうもろこしを腐ったまま食べたらどうなる?
腐ったとうもろこしを誤って食べてしまっても、何らかの症状が現れない場合は大丈夫かと思います。
ただ、吐き気や嘔吐、下痢などの症状が現れている場合は、必ず病院を受診するようにしてください。
また、症状が強い場合は自力での対処が難しいことも考えられるので、救急車を呼ぶことを検討してください。
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まとめ
腐ったとうもろこしは、ポイントを抑えてよく観察すれば見分けることができます。
自分や家族の健康のために、この記事がお役に立てれば幸いです。