春に入ると、何やら小さな虫が空中にたくさん集まっている光景を目にすることがあります。
自転車をよく利用する方は、これに気づかずに突っ込んで不快な思いをすることもあるのではないでしょうか?
このワラワラと集まっている虫玉は、「蚊柱」と呼ばれるもので、蚊やユスリカが、数十匹から数百匹ほど集まって柱状に群れながら飛ぶ状態のことを指します。
この蚊柱ですが、移動中に出くわす程度ならともかく、玄関付近で発生すると本当に嫌ですよね。
何か対策はないかと悩む方は多いと思います。
そこで今回の記事では、
- 蚊柱の対策方法にはどんなものがあるのか?
- 蚊柱を退治するための方法について
これらのことをお伝えさせていただきます。
蚊柱の対策方法にはどんなものがあるのか?
蚊柱を形成するユスリカは、照明などの紫外線に反応します。
そのため、玄関灯などの外灯や室内から漏れる照明の光がユスリカを誘引してしまう原因になるわけです。
玄関近くや電信柱の照明近くで蚊柱がよく出来たり、家の窓の近くに大量のユスリカの死体が溜まるのはこれが理由です。
対策として、玄関灯を紫外線を出さない防虫用蛍光灯に変えると、その場所に蚊柱が発生することを防ぐことが出来るようになります。
室内から漏れる光については、窓ガラスに紫外線を遮断する窓用防虫フィルムを貼りましょう。
また、ユスリカの幼虫は水の中で生活します。
川や側溝や庭のバケツなどといった、ちょっとした水場でも幼虫の育つ環境になりえます。
蚊柱が発生する理由の1つに、産卵のための交尾をするためという説もあることですし、家の周辺に水が無いようにしておきましょう。
目安として、蚊柱が発生する近辺に水場があることが多いので、蚊柱を見つけたらそれを中心に水場を探してみると良いでしょう。
最後に少し変わった方法になりますが、蚊柱が発生しても構わない場所にわざと紫外線を発生させる機材を設置するというのもありです。
紫外線を発する機材を使い、ユスリカを誘引して蚊柱の発生場所を限定してしまうというわけですね。
ソーラー式や家庭用電源の簡易的な殺虫LEDライトを使用すると良いでしょう。
蚊柱を退治するための方法について
前章では、蚊柱が発生しないための対策をご紹介させていただきました。
この章では、すでに発生してしまった蚊柱を退治する方法をお伝えさせていただきます。
スプレー式の殺虫剤を使う
蚊柱を退治する方法でもっとも簡単なのは、市販されているスプレー式の殺虫剤を使うことです。
ワラワラと飛んでいる蚊柱へ殺虫剤を噴霧すれば、大した苦労もなく蚊柱を退治可能です。
注意点としては、殺虫剤を使用する時は風向きに気をつけましょう。
場合によっては、自分に殺虫剤がかかってしまうことになります。
また、殺虫剤の種類によっては窓や外灯などにスプレーしておけば、それだけでユスリカを退治してくれるものもあります。
発生した蚊柱へ直接噴霧するものは自分へ殺虫剤がかかってしまうことがありますが、これならそんな心配は無用です。
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薬剤を蒸散する殺虫剤を使う
上記の方法だと、殺虫剤を自分で定期的に使用する必要があるため、人によっては面倒だと感じることもあるでしょう。
そういった場合は、薬剤を蒸散する殺虫剤を使うと良いです。
蚊柱が発生する建物の出入口などにこの殺虫剤を取り付けておけば、それだけで蚊柱を退治可能になります。
また、商品にもよりますがかなりの長期間に渡り効果を発揮してくれるのも特徴です。
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下記の記事では、蚊に関するその他の情報をまとめています。
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蚊柱にはどんな意味があるのかや同じ場所に発生する理由について紹介
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まとめ
蚊柱は本当に鬱陶しいですよね。
玄関を開けて蚊柱に気づかずに突っ込んでしまったら、それだけで気分は最悪です。
快適な生活を送るためにも、この記事がお役に立てれば幸いです。