インフルエンザの症状は通常の風邪よりも遥かに重い場合がほとんどです。
それは、解熱した後も尾を引くことが少なくないことからも伺えます。
平熱に戻り、本人が大丈夫だと思っていても、予想よりも遥かに体力が落ちてしまっているわけですね。
また、熱が下がった後、いつ頃から外出やお風呂に入れるのか、よくわからない方もいらっしゃると思います。
特に、外出して他の人にインフルエンザを移してしまったり、体力が落ちているところに別の病気をもらってしまうことなどが起きると恐ろしいです。
そこで今回の記事では、
- インフルエンザの解熱後の感染力について
- インフルエンザの解熱後のお風呂に入る際の注意点
これらのことについて書いてみました。
是非、参考にしてください。
インフルエンザの解熱後の感染力について
インフルエンザに関連して、「発症後5日かつ解熱後2日(幼児は3日間)」という言葉を見たり聞いたりすると思います。
これは、この期間中は他の人にインフルエンザが感染する可能性があることを意味しています。
そして、ここで気をつけていただきたいことは、この期間が経過しても個人によって差が出ることがあるということです。
学校や会社などに早く戻り、遅れを取り戻したいと思う方は多いかと思いますが、曖昧な体調で戻り、インフルエンザの感染を広げてしまっては本末転倒です。
まずは、自分の体調をしっかりと整えることに力を注ぎましょう。
また、インフルエンザは非常に感染力が強いため、もし外出などを行う場合はこの期間が過ぎてからにするよう注意しましょう。
ただし、解熱後は体力が著しく低下している場合がほとんどです。
家の中で生活することは問題なくても、外出や車の運転など普段だと気にならない体力の消耗が重くのしかかってくることがあり、事故に繋がりかねません。
例えば私の場合ですが、家事を行うことは問題なくても、パソコンを使い集中して作業することは出来ませんでした。
平熱に戻ると、もう体調が戻ったと勘違いすることが多いですが、体力が落ちていることを認識できていないだけです。
他にも、体力が落ちているということは、他の病気に対する免疫力が下がっていることを忘れてはいけません。
外出する際は人混みを避けたり、飛沫感染や接触感染の可能性を下げるために、手をアルコール消毒したりマスクをするなどの措置をとることも大切です。
インフルエンザの解熱後のお風呂に入る際の注意点
インフルエンザの解熱後、お風呂にいつ入れるのか疑問に思う方が多いと思います。
これは、お風呂に入れるだけの体力が戻っているのなら問題ありません。
あまり体力が戻っていないと思われるなら、身体をタオルで拭く、シャワーのみにするなど工夫をした方が良いでしょう。
そして、お風呂に入る際の注意点ですが、絶対に湯冷めをしないようにしてください。
言うまでもなく、体温の低下による体力の消耗は確実に体調の悪化を招きます。
あるいは、肺炎などインフルエンザとは別の病気を併発するきっかけになるかもしれません。
身体が冷えないようにして、すぐに布団で睡眠をとるようにしましょう。
また、浴室でのインフルエンザの感染についてですが、これはまず心配はないでしょう。
浴室内は湿度が高いので感染はしないと思います。
しかし、タオルを共用で使用したり、会話中に唾液が飛べば感染することがあります。
まず心配はないとは言え、ご家族の方と一緒にお風呂に入ることはやめておいた方が無難でしょう。
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まとめ
インフルエンザにかかってしまった方は、しっかりと身体を休めて治癒に専念しましょう。
解熱後も、記事で書いたように注意点がいくつかあるため気をつけてください。
あなたの生活に、この記事がお役に立てれば幸いです。