気温が下がり、空気が乾燥する冬場。
インフルエンザが毎年猛威を振るう季節ですね。
社会人なら年末年始が忙しいでしょうし、学生なら大切な受験が控えている方もいらっしゃることでしょう。
そんな時期にインフルエンザに疾患するということは可能な限り避けたいところです。
しかし、インフルエンザの予防接種以外の予防方法は中々思い浮かばないのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、インフルエンザを食事で予防することについてお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
インフルエンザを食事で予防するには?
インフルエンザは食事で予防することが出来ます。
正確には、インフルエンザを跳ね除ける免疫力を持った身体を維持することですね。
インフルエンザの予防に効果的な食べ物は、意外と身近なものが多いので役に立つこと間違いなしです。
インフルエンザの予防には、以下の食べ物を摂取することが効果的ですよ。
ヨーグルトや納豆などの発酵食品はインフルエンザの予防に効果的です。
例えば、納豆には強い抗菌作用があるため、インフルエンザをはじめサルモネラ菌やO-157の予防にも効果があるとされています。
また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は免疫細胞を活性化させる作用があり、これもインフルエンザの予防が期待できます。
ヨーグルトに関しては様々な種類があるため、自分に合った品物を探せるのも良い点ですね。
ミカンをはじめとする柑橘系の果物には多くのビタミンCが含まれています。
このビタミンCは、体内に侵入したウィルスと闘う白血球を活性化する働きがあり、インフルエンザの予防にうってつけです。
また、ビタミンCというとミカンを連想する方が多いかと思いますが、実はミカンよりも柿の方が2倍のビタミンCを含んでいるため、効率的にビタミンCを摂取することが出来ます。
他にも、キウイフルーツも多くのビタミンCが含まれています。
スーパーなどですぐに買うことが出来るので、食事のデザートに用意するだけでインフルエンザの予防に役立つでしょう。
生姜の中には「セスキペルテン」と呼ばれる物質が含まれており、鼻づまりを解消して咳を抑える働きがあります。
また、新鮮な生姜には粘膜に付着したウィルスと戦う、抗ウィルス性物質の分泌を促す効果もあります。
このように、生姜にはインフルエンザや風邪に対して、大きな予防効果が期待出来るというわけですね。
生姜を料理に加えても良いですし、飲み物と組み合わせても良いので、摂取しやすいことも嬉しい点です。
インフルエンザウィルスと戦う免疫細胞主原料はタンパク質です。
そのため、良質なタンパク質を摂取することにより、体内に侵入したインフルエンザウィルスへの攻撃性を上げることが出来ます。
ただし、一種類のタンパク質ばかり食べればよいというわけではなく、肉や魚といった動物性タンパク質、大豆など植物性タンパク質をバランス良く摂取することが重要になります。
偏った食事は身体にバランスを崩してしまいますからね。
魚やキノコ類に含まれるビタミンDはインフルエンザをはじめ、高血圧や心疾患、脳卒中など様々な病気に対する予防効果があります。
ビタミンDは日光を浴びると身体の中で生成される栄養素ですが、社会人の場合、建物の中での作業が多く日光に当たる時間があまり無いということも珍しくありません。
そのため、イワシや鮭などの魚、キクラゲや舞茸などのキノコ類を摂取することでビタミンDを補給するようにしましょう。
また、冬場には鍋物を食べやすいこともありますし、これらの食品は調理に使いやすいかと思います。
インフルエンザの予防に効果的な食品としてハチミツは有名ですよね。
ハチミツに含まれているグルコン酸は腸内の善玉菌の餌になるため、腸内環境の改善に大きく貢献します。
腸内環境が整うと、体調が良くなり健康な状態が維持されるので、インフルエンザや風邪の予防に繋がるというわけですね。
また、ハチミツは紅茶やヨーグルトなどと一緒に摂取することも出来、食べやすい食品なのが素晴らしいです。
チョコレート・ココア・緑茶に含まれるポリフェノールは、インフルエンザウィルスに対して高い感染予防効果があります。
日常的に摂取しやすく、スーパーなどで手軽に手に入るので、非常にありがたい存在です。
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まとめ
いかがでしょうか?
今回の記事ではインフルエンザを食事で予防する方法についてまとめてみました。
年末年始や受験シーズンは、インフルエンザが怖い時期でもあるので、この記事の方法でしっかりと予防したいところですね。