スーツを着て外出や仕事をしていると静電気で埃が付いてしまいます。
黒いスーツだと埃による汚れがよく目立つため非常に問題ですよね。
しかし、スーツに静電気で埃が付着することを防止する方法が思い浮かばず、悩んでしまうことがあると思います。
スーツを清潔に保ち、汚れとは無縁な状態で快適に仕事をしたいですよね。
そこで今回の記事では、スーツに静電気で埃が付くのを防止する方法について、お伝えさせていただきます。
スーツに静電気で埃が付くのを防止する方法はこれ!
1・静電気防止スプレーを使う
スーツの静電気を防止する方法として有効なのが静電気防止スプレーを使うことです。
衣類用の静電気防止スプレーは、コンビニなどで市販されているため入手が非常に簡単なのも特徴ですね。
静電気防止スプレーには界面活性剤が含まれており、これをスーツに吹き付けることで衣類の摩擦を減らし、身体に蓄積された静電気を空気中に自然放電しやすくしてくれます。
また、静電気防止スプレーを使う際は、衣類が擦れる部分に吹き付けるのが基本になります。
具体的には、脇や足、靴と接触する部分などが挙げられます。
材質にもよりますが、履く靴にも静電気防止スプレーを使っておくことも出来ます。
2・静電気防止ブレスレットを身に着ける
静電気防止ブレスレットは、身体に蓄積された静電気を空気中に自然放電してくれる静電気防止グッズです。
商品の種類が豊富であるため、スーツと組み合わせても違和感のない静電気防止ブレスレットもあるので非常に便利ですね。
ちなみに、静電気防止ブレスレットを利用する際は、直接肌と接触するように身に着けるようにした上で、静電気防止ブレスレットが外気に晒されるようにしておきましょう。
静電気防止ブレスレットを衣類などで覆ってしまうと、静電気を上手く放電できなくなるからですね。
3・衣類の素材の組み合わせを考える
スーツに静電気によって埃が付着することを防ぐ方法の1つとして、衣類の素材が挙げられます。
衣類の素材の組み合わせによっては、静電気が非常に発生しやすくなることがあるからですね。
一般的にスーツの素材にはウールが使われていますが、スーツの下に着るシャツの素材がアクリルやポリエステルだと静電気が発生しやすくなります。
ウールと組み合わせても静電気が発生しにくい素材としては、ナイロン・シルク・レーヨンなどが挙げられます。
そのため、シャツの素材をこれらのものにすることで、衣類の摩擦により発生する静電気を抑制することが出来るようになります。
4・静電靴を履く
静電靴とは、履いているだけで身体の静電気を地面へ逃してくれる靴のことです。
理屈としては、ガソリンスタンドなどにある静電気除去シートと同じです。
静電靴にはスーツと組み合わせても違和感がない商品も存在するため、職場などで使用しても問題ありません。
紳士靴はもちろん、サンダルなどのタイプもありますからね。
また、静電靴は静電気を地面へ逃がす構造上、普通の靴と同じように手入れするとまずい場合があります。
そのため、静電靴の取扱説明書としっかりと確認したり、購入前に店員の方に靴の手入れ方法を相談しておくと無難でしょう。
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5・壁などを触って静電気を放電する
静電気対策の道具が何もない状態で出来る静電気対策が、壁などを触って身体の静電気を放電することです。
とは言え、この方法は静電気の発生そのものを防止・抑止するものではありません。
そのため、あくまで一時的な効果しかないことを忘れないように注意しましょう。
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まとめ
スーツに静電気によって埃が付着すると非常に目立ちますよね。
そんな状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。