「野良猫の糞尿が臭くて耐えられない!」
野良猫のよって、こういった悩みを抱えている方は多いかと思います。
そこで考えるのが野良猫を駆除する方法についてです。
しかし、野良猫を駆除する具体的な方法や、法律などに違反しないかどうかが心配ですよね。
そこで今回の記事では、
- 野良猫の駆除方法はこれ!
- 野良猫の駆除を業者に依頼出来るのか?
これらのことについて、お伝えさせていただきます。
野良猫の駆除をする前に!
野良猫の駆除を実行する前に、1つだけ注意しておくことがあります。
それは、野良猫が動物愛護法によって守られている動物であることです。
動物愛護法とは、「動物は命あるもの」であることを認識し、人間と動物が共生できる社会を目指して適正に取り扱うことを定めた法律です。
飼い主がいない野良猫もこの法律に該当するため、野良猫が糞尿などの迷惑を振りまいていても、武器で傷つけるなどして駆除することは禁止されているわけですね。
最悪の場合は、2年以下の懲役、または200万円以下の罰金に処せられる可能性もあります。
そのため、野良猫を駆除する場合は、動物愛護法に違反しない方法を採用する必要があるわけです。
野良猫の駆除方法はこれ!
1・野良猫を傷つけずに追い払う
野良猫が動物愛護法によって守られているため、野良猫を駆除する場合は傷つけずに追い払うことが基本になります。
例えば、野良猫は突発的な光や音を嫌う習性があるため、動作を感知するフラッシュライトや超音波を発生装置などが効果的です。
野良猫用のものが販売されているため、野良猫が出没する場所の近くに設置すると良いでしょう。
また、野良猫の嫌う臭いを利用する方法もあります。
野良猫は柑橘系やお酢、コーヒーカスや香りの強いハーブなどの臭いを嫌うため、これらを散布することで臭いのある場所に野良猫を近寄らせないようにすることが出来ます。
ただ、臭いによる駆除方法は雨などにより効果が弱まっていくので、定期的に実施する必要があることに注意しましょう。
2・地域猫活動に協力する
駆除とは違う方法ですが、地域猫活動に協力するというやり方があります。
「地域猫」とは、地域で管理されている猫のことで、「さくら猫」「まちねこ」とも呼ばれます。
ペットの飼い猫とは違い、明確な飼い主がいないので野良猫のように見えますが、去勢不妊手術を受けており、それを示すために猫の片耳が桜の花びらのようにカットされています。
地域によって決まった時間に餌やりも行われているなど、野良猫とは違うわけですね。
この地域猫が増えると相対的に野良猫の数が減っていき、トラブルなどの現象にも繋がるというわけです。
地域猫活動については、各自治体が行っているかと思いますので、まずはそちらへ連絡してみると良いでしょう。
野良猫の駆除を業者に依頼出来るのか?
前章にあるように、野良猫は動物愛護法によって守られているので、みだりに駆除することは違法行為となります。
野良猫に対する駆除業者は基本的に存在しないわけですね。
中には個人経営の小さな便利屋や怪しい業者が引き受けることがあるようですが、こういった怪しい業者に依頼して野良猫を駆除するのは、仕事を依頼する自分にも法律による罰則が発生する危険があります。
そのため、野良猫を駆除したい場合は、業者に依頼せずに手順を守って自分で行うと良いでしょう。
具体的には、「自分で野良猫を捕獲して、それを保健所へ持って行く」という方法です。
野良猫を個人で駆除することは違法行為になってしまいますが、保健所が行う駆除には違法性がありません。
ただ、野良猫を傷つけることは出来ないので、野良猫を捕獲するための道具を使うようにしましょう。
野良猫の捕獲機は、ホームセンターやインターネットなどで販売されているため、自分の環境に合ったものを使えば効果的です。
野良猫に関するその他の情報
野良猫に関するその他の情報は、以下の記事にまとめてあります。
野良猫がベランダに入らないようにする対策はこれ!必要な道具も紹介
野良猫に噛まれた時の処置方法はこれ!病院の何科を受診すれば良いのかも紹介
野良猫の糞の対策方法はこれ!必要な道具についてもくわしく紹介
野良猫の糞尿対策はこれ!臭いを消臭するために必要な道具も紹介
野良猫にひっかかれた時の対処方法はこれ!病院に行くべきなのかも紹介
まとめ
野良猫の駆除は手順を守って正しく行いたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。