アパートやマンションなどで生活していると野良猫がベランダに入ってくることがあります。
野良猫がベランダに入ってくると多くのトラブルの原因になります。
洗濯物が汚されたり、植木鉢などが倒されることは珍しくありません。
また、野良猫の糞尿は悪臭が酷い上、衛生面から考えても最悪です。
そのため、野良猫がベランダに入らないための工夫が必要になるわけですね。
そこで今回の記事では、野良猫がベランダに入らないようにする対策について、お伝えさせていただきます。
野良猫がベランダに入らないようにする対策をする前に
野良猫がベランダに入らないようにする対策する場合、注意しておくべきことがあります。
それは、野良猫が動物愛護法によって守られていることです。
動物愛護法とは、「動物は命あるもの」であることを認識し、人間と動物が共生できる社会を目指して適正に取り扱うことを定めた法律です。
野良猫もこの動物愛護法の対象となるため、ベランダに侵入されて迷惑を被っていても、いたずらに傷つけることは出来ません。
場合によっては、2年以下の懲役、または200万円以下の罰金に処せられる可能性もあります。
野良猫がベランダに入らないようにする対策はこれ!
前章の動物愛護法を踏まえ、野良猫がベランダに入らないようにするための対策方法は以下のものがあります。
1・ベランダ用の防鳥ネットを利用する
鳩などの鳥をベランダに侵入させないための防鳥ネットを利用することで、野良猫がベランダに入らないようにすることが出来ます。
防鳥ネットでベランダを覆ってしまえば、野良猫が入ってくる隙間を塞ぐことが出来ますからね。
ただ、防鳥ネットを設置する際に注意しておくべきことがあります。
それは、アパートやマンションは防鳥ネットを設置することを禁止している可能性があることです。
景観が悪くなるなどの理由が主なものですが、これを確認せずに防鳥ネットを設置してしまうとトラブルになることがあるので、事前にチェックしておくと良いでしょう。
2・猫除けシートの設置
野良猫は肉球への不快な刺激を嫌う習性があります。
この習性を利用して、突起物がたくさんある猫除けシートを設置することにより、野良猫をベランダに近寄らせないようにすることが出来ます。
猫除けシートを設置する場所は、野良猫が侵入してくる場所が良いでしょう。
例えば、室外機の上や裏側、ベランダ近くにあるブロック塀の上などが挙げられます。
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3・野良猫が嫌う臭いを利用する
柑橘系やコーヒーかすなど、野良猫が嫌う臭いの元を設置してベランダに入れないようにする方法も効果的です。
これも上記にある猫除けシートと同様に、野良猫が通り道にしている場所に設置すると良いでしょう。
ただ、これらの臭いは雨や時間経過によって薄まっていくので、定期的に交換する必要があることに注意しましょう。
4・野良猫の嫌う音を利用する
野良猫は人間には聞こえない超音波を嫌います。
そのため、この超音波を発する機械をベランダに設置して野良猫を近寄らせないようにすることが出来ます。
野良猫用の超音波発生機器は、インターネットなどで販売されているため、簡単に購入できますしね。
また、超音波ならベランダ全体をカバーすることも簡単なので、ベランダの大きさなどをあまり考えなくても良いのも利点だと言えるでしょう。
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5・野良猫の通り道を塞ぐ
単純ではありますが、野良猫がベランダに入ってくる時に使っている通り道を塞ぐのもありです。
ベランダの手すりの下の空き部分、手すりの格子の間などが通り道になっていることが多いですね。
これらを水が入ったペットボトルや植木鉢などで塞いでしまうわけです。
野良猫に関するその他の情報
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野良猫の糞尿対策はこれ!臭いを消臭するために必要な道具も紹介
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まとめ
野良猫がベランダに入ってくると多くのトラブルを招いてしまいます。
そういった事態を防ぐために、この記事がお役に立てれば幸いです。