「カラス」がベランダに頻繁にやってきて悩む方は多いのではないでしょうか?
しかし、カラスがベランダにやってくる原因がわからないと、対策を講じにくいですよね。
そこで今回の記事では、
- カラスはベランダになぜやってくる?
- カラスからベランダを守る対策方法とは?
これらの情報をまとめてみました。
カラスはベランダになぜやってくる?
カラスはベランダにやってくる原因には様々なものが考えられます。
カラスがベランダにやってくることによる被害が複数種類に渡ることからもそれがわかります。
具体的には、以下のような原因が挙げられます。
2・エサを隠す場所を探している
3・巣の材料を探している
以上です。
1番目の「エサを探している」はそのままですね。
カラスのエサとなる生ゴミなどをベランダに置いていると、それを目当てにカラスがベランダにやってくるようになります。
人間が出す生ゴミは栄養価が非常に高いので、カラスにとってはご馳走になるわけですね。
カラスが子育てをしている時期であれば、雛のエサとなるものを探している可能性も考えられます。
あるいは、生ゴミがなかったとしても、家庭菜園や植物があったりすると、それをエサとして認識する可能性もあるため注意が必要になります。
また、エサ探しはカラスがベランダにやってくる原因では最も多いものになります。
2番目の「エサを隠す場所を探している」とは、カラスは見つけたエサを隠す習性があると言われていることを指しています。
カラスは食いだめできないので、手に入れたエサを他の動物に取られないように、あるいは、後からでも食べられるよう隠す習性があります。
さらに、カラスは人間の幼児と同程度の知能があるとされているほど脳の発達が進んでおり、エサを隠した場所をしっかりと覚えていることができます。
そのため、外部から中が見えにくく、エアコンの室外機の隙間のような隠す場所があるベランダにエサを持ってきて、こっそりと隠していくわけですね。
最後の「巣の材料を探している」とは、雛を育てるための巣作りの材料を探してベランダにやってくることを指しています。
カラスは基本的に木の枝を使って巣を作るのですが、人間が手を加えた街中では巣の材料が手に入りにくい状況となってしまいます。
そこで、木の枝の代わりにハンガーや針金、ビニール袋、紐などを材料として持っていくことがあります。
そのため、ベランダにこういったものが放置されていると、カラスが巣作りの材料を求めて度々やってくることが考えられます。
カラスからベランダを守る対策方法とは?
カラスからベランダを守る対策方法にはいくつかの方法があるので、自分にあったやり方で対処すれば良いでしょう。
1・カラス避けネットを使う
カラス避けネットを使えば、ネットでベランダを大きく覆うことが出来るため、カラスに対してかなりの効果が期待できます。
カラス以外にも、鳩やツバメなどの鳥への対策にもなります。
しかし、個人の住宅はともかく、自宅がマンションやアパートである場合は、景観が悪くなるなどの理由により設置許可が降りないことがあります。
そのため、マンションやアパートでカラス避けネットを使う場合は、設置する前に管理会社などに確認をするようにしましょう。
2・ベランダを整理する
ベランダに余計な荷物が置いてあると、カラスがそれを利用しようとベランダにやってきてしまいます。
そこで、ベランダにおいてある物を整理して、カラスが利用するものを取り除いていしまいましょう。
ベランダによくあるものとしては、鉢植え・ハンガー・ロープなどがあるかと思いますので、こういったものを倉庫など別の場所へ移動させておきましょう。
また、ベランダでの家庭菜園もカラスのエサとして機能するので、やめておいた方が無難です。
3・鳥用忌避剤を撒いておく
カラス避けとして鳥用忌避剤をベランダに散布するという方法があります。
鳥用忌避剤には、スプレータイプやジェルタイプといった種類があるため、ベランダの状況に応じて薬剤を選ぶことができます。
注意点としては、薬剤を使用する前に、薬剤に表記されている注意事項をしっかりと確認することです。
例えば、「使用する場所をあらかじめ清掃しておく必要がある」・「トレーなどに使用する」といった使用条件などがある可能性が考えられるからですね。
また、猫などのペットを飼っている場合も同様に注意が必要です。
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カラスが人を襲う理由とは?対処方法や病院で何科を受診すべきか?
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まとめ
カラスが頻繁にベランダにやってくると本当に怖いですよね。
そのような状態を解決するために、この記事がお役に立てれば幸いです。