夏になり気温や湿度が高くなると汗がダラダラと流れ、カビが服に発生する危険があります。
服に発生した黒カビは、目立つ上に落としにくいので本当に困ってしまいますよね。
また、カビが発生する原因や対策方法も知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 汗でカビが服に発生する原因はこれ!
- 汗でカビが服に発生した時の落とし方について
- 汗でカビが服に発生することへの対策とは?
これらのことについて、お伝えさせていただきます。
汗でカビが服に発生する原因はこれ!
汗でカビが服に発生する原因は、簡単に言うと「皮脂・汗・湿度」です。
例えば、皮脂や汗で汚れたままの服を丸めたまま放置したりすると、湿度が下がらないためカビの温床となってしまいます。
また、汗に濡れた服を長時間着続けるのも、上記のカビの発生条件を満たしてしまいます。
夏になると汗をよくかくので、延々と服に湿度が補充されるからですね。
ちなみに、洗濯に使用している洗濯機の内部がカビだらけだと、そちらから服にカビが移る可能性があります。
カビが服につかないように注意を払っていても、服を洗濯をする洗濯機がカビだらけでは意味がありませんので注意してください。
汗でカビが服に発生した時の落とし方について
汗でカビが服に発生した時の落とし方の基本は、漂白剤を使って落とします。
特に黒カビは服の繊維奥まで根を張っている場合が多いので、漂白剤を使わないとまず落ちません。
ただ、漂白剤は服によっては服の色まで落としてしまうことがあります。
そのため、服が白なら塩素系、色付きなら酸素系の漂白剤を使うようにしましょう。
汗でカビが服に発生した時の落とし方の手順としては、
漂白剤
ゴム手袋
洗面器やバケツ
お湯(約50~60℃)
2・洗面器やバケツにお湯と規定量の漂白剤を入れて混ぜる
3・洗面器やバケツに衣服を入れて、30分~2時間ほど放置する
4・カビが落ちていたらゴム手袋を着用してもみ洗いを行い、漂白剤を洗い流す
5・洗濯機で普通に洗濯する
6・しっかり乾くまで天日干しをする
以上になります。
漂白剤は非常に強力なので、素手で触ることはせずにゴム手袋を着用してからもみ洗いをするようにしましょう。
素手で触ると皮膚疾患を引き起こす危険性がありますからね。
汗でカビが服に発生することへの対策とは?
1・洗濯物を溜め込まない
汗の水分をたっぷりと吸った服は、1日放置してしまうだけでカビが発生する危険性があります。
湿度・気温ともに高い夏場は、特にこの可能性が高くなります。
ですので、洗濯カゴに洗濯物を溜め込まず、1日に出る洗濯物をきちんと洗濯することがカビが服に発生させないための方法となるわけですね。
また、洗濯物を大量に溜め込み、それを洗濯機で一度に洗おうとすると、上手く汚れが落ちないことがあります。
そのため、カビ以外の汚れをきれいに落とすためにも、洗濯はこまめに行うほうが良いでしょう。
2・服をひっくり返したまま洗濯する
服を洗濯機で洗う場合、服の裏側を表側にひっくり返してから洗うようにしましょう。
カビが服に発生する原因の1つである「皮脂」は、肌と接触する服の裏側に付着しやすいからですね。
特に、肌着などの背中部分や脇の下の部分が該当します。
3・洗濯槽の掃除
洗濯機の洗濯槽を長期間掃除しないままにすると、洗剤の残りカスや服から出た皮脂などが溜まり、カビが生えてしまうことがあります。
こうなってしまうと、カビが生えた洗濯槽で洗濯した服にはカビ菌が付着することになるので、服にカビがどんどん発生していくことに繋がります。
洗濯しているのに服がカビだらけになってしまっては本末転倒なので、洗濯槽を定期的に掃除するようにしましょう。
ちなみに、洗濯槽を掃除する場合は、市販されているクリーナーや重曹、セスキ炭酸ソーダなどを使って、1~2ヵ月に1度は洗浄するとカビを防止することが出来ます。
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汗の臭いを食事で改善する方法はこれ!臭いが酷くなる食事内容も紹介
汗疹(あせも)の原因と対策方法はこれ!必要な道具もくわしく紹介
汗で服の脇が黄ばむ原因はこれ!落とし方についてもくわしく紹介
背中の汗が多い原因はこれ!対策方法や必要な道具もくわしく紹介
まとめ
汗でカビが服に発生すると本当に不快ですよね。
そんな状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。