「クリスマス」になると綺羅びやかな飾りで街中が賑やかになりますよね。
特に、美しく輝く星や飾り付けをされたクリスマスツリーは別格です。
そんなクリスマスツリーの飾りですが、それぞれに意味や由来があることをご存知でしょうか?
クリスマスには当然のようにあるクリスマスツリーですが、その飾りにはきちんとした理由があるわけですね。
そこで今回の記事では、クリスマスツリーの飾りの意味や由来について、お伝えさせていただきます。
クリスマスツリーの飾りの意味や由来はこれ!
1・星
クリスマスツリーの頂点に飾られる星には大きな意味があります。
この大きな星は「トップスター」と呼ばれるもので、「ベツレヘムの星」を表しています。
「ベツレヘムの星」とは、イエス・キリストの誕生の際に光り輝き、東方の三博士に「救いの主が現れた」ことを知らせたとされています。
そのため、キリスト教においては宗教的に強い意味合いをもった星になります。
また、イギリスなど一部の国では、この星の代わりにクリスマスエンジェルという天使が飾られることもあるそうです。
2・キャンディケイン
「キャンディケイン」とは、杖の形をした紅白色のキャンディのことです。
この飾りもクリスマスツリーの定番ですね。
キャンディケインの始まりは諸説あり、
2・20世紀頃初期頃にアメリカのお菓子製造会社が、キリストを表すようなお菓子を作りたいと考えた
以上のようなものがあります。
そのため、作られた当初はキリストの清き心を表現するため、「真っ白いキャンディ」が作られていました。
この時点で杖の形や紅白の色などはありませんでした。
杖の形になった経緯については、残念ながら情報が不確かです。
一般的には、「羊飼いの杖のキャンディを子供たちに与えた」という説が多く語られています。
聖書によれば羊飼いはキリスト、羊は人に例えられており、その羊を導くために必要だった杖を模したものだとされています。
また、キャンディケインの紅白の色は、4本の赤い線のうち、3本はキリストが十字架に吊るされる前に鞭打ちされた時の傷を、1本は十字架に吊るされた時に流した血を表しています。
3・ベル
クリスマスツリーの飾りとして定番の「ベル」にも、しっかりとした意味があります。
このベルは、神の言葉を伝える天使であるガブリエルが、「イエス・キリストの誕生を知らせる時に持っていた喜びのベル」とされています。
また、ベルは鳴らす事でみんなを行くべき道に導くとされており、ベルを首に付けた羊(人間)たちが迷わず神様の元へ帰ることが出来るようにする役割があるとされています。
他にも、昔のヨーロッパでは冬至の魔よけのおまじないとしてベルが使われていたため、邪気を取り払うための「魔除け」といった意味もあります。
4・靴下
クリスマスツリーに飾られる「靴下」は、サンタクロースのモデルとなった人物である「聖ニコラウス」と関わりがあります。
「聖ニコラウス」が貧しい子供達のために、煙突から金貨を投げ入れた時に偶然にも暖炉の側に干してあった靴下の中に入ってしまいました。
この出来事が、「サンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれる」と言われるようになったわけですね。
その結果、クリスマスツリーにも靴下が飾られるようになったわけです。
5・オーナメントボール
クリスマスツリーに飾られる「オーメントボール」は、アダムとイブの物語に登場する禁断の果実を再現したリンゴを表しています。
これには「永遠の象徴や豊かな実り」・「生きる喜びをもたらす実」といった意味があり、オーメントボールに赤色が多いのはこのためですね。
また、オーナメントボールには赤色以外の色が使われることもあり、それぞれ特別な意味をもっています。
2・白色……純潔・平和・始まり
3・金色や銀色……キリストの気高さや豊さ
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まとめ
クリスマスツリーに飾られるオーナメントには様々な意味があります。
その意味を知っておくと、クリスマスツリーの楽しみ方が増えて面白いですよね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。