寒い冬の季節になると「車のエンジンルームに猫が入っている」ことがあります。
猫がエンジンルームにいる状態のままエンジンを始動させてしまうと、猫をファンやファンベルトに巻き込んでしまう危険があります。
人にとっても猫にとっても不幸なことにしかなりませんので、何としてあげたいですよね。
そこで今回の記事では、
- 車のエンジンルームに猫は何故入ってくるのか?
- 車のエンジンルームに猫が入らないようにする対策方法はこれ!
これらのことをお伝えさせていただきます。
車のエンジンルームに猫は何故入ってくるのか?
車のエンジンルームに猫が入ってくることにはいくつかの理由が存在します。
エンジンルームが暖かいため、暖を取ることが出来ることもその1つですが、猫の習性などによりこれ以外にも理由があるわけですね。
具体的な理由としては、
2・暗く狭い空間である
3・外敵から身を隠しやすい
4・暖を取ることが出来る
以上になります。
これらを見ていただければわかるように、人の往来の少ない場所に駐車した車のエンジンルームは、猫にとって非常に快適な空間になります。
飼い猫でも段ボール箱や紙袋、ビニール袋などの中に隠れることが大好きである事実は有名ですよね。
猫は本能的に暗くて狭いところに入りたがる習性があるため、これらの条件を満たす車のエンジンルームは猫にとって居心地が良い空間であるわけです。
また、車のエンジンルームは猫を害しうる敵から身を隠す場所としても適しています。
猫は狭い場所に身を伏せ、穴から外に顔を向けて敵が来ないか観察する習性があり、非常に警戒心が強い生き物です。
そのため、とっさに身を隠すことが出来る車のエンジンルームは、猫の強い警戒心から利用しやすい場所となっているわけですね。
もちろん、寒い冬の季節に暖を取るために車のエンジンルームを利用することもあるでしょう。
車のエンジンルームに猫が入らないようにする対策方法はこれ!
車のエンジンルームに猫が入らないようにする対策方法として、まず考えられるのが車に猫を近づけないことです。
当たり前ではありますが、猫が車に近寄らなければエンジンルームに侵入されることはありません。
市販されている猫忌避剤やセンサー付きライト、超音波発生器などを配置して車に猫が近寄らないようにしてあげましょう。
特に、屋外で愛車を保管する場合はこれらの方法が、車のエンジンルームに猫が入らないようにすることに対して効果的です。
また、すでに猫が車のエンジンルームに入ってしまっていることがあります。
こういった時は、ボンネット部分をバンバンと叩けば大丈夫です。
「猫バンバン」とも呼ばれ、これは自動車メーカーも推奨しているやり方で、エンジンルームに潜り込んだ小動物が驚いて逃げ出すことを狙っています。
何度か猫バンバンをしながら、車のエンジンルームから猫の鳴き声がしないか耳を澄ましてみてください。
あまり強く叩くと、バンバンという音に驚いて動けなくなった猫がボンネットの中に取り残されることがあるからですね。
あるいは、生まれて間もない子猫が親猫に置いていかれてしまうこともあるので、猫の鳴き声に注意してください。
猫バンバン以外の方法では、エンジンをかける前にクラクションを鳴らすのも効果があると言われています。
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まとめ
車のエンジンルームにいる猫がファンベルトなどに巻き込まれることがないようにしたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。