「雪かき」は雪が大量に降り積もり地域では必須の作業となります。
ただ、長時間に渡る雪かきは重労働であるため、本当に辛いですよね。
そこで思いつく除雪方法が「雪をお湯で溶かす」ことです。
熱いお湯で一気に雪を溶かすことができれば、雪かきの作業が格段に楽になるように思えます。
しかし、雪かきでお湯を使うことは様々な危険があります。
その危険をしっかりと理解しておかないと、怪我の原因となることもあるので注意しておかねばなりません。
そこで今回の記事では、雪かきで雪をお湯で溶かすことが駄目な理由について、お伝えさせていただきます。
雪かきで雪をお湯で溶かすことが駄目な理由は何なのか?
雪かきの労力を減らすために、お湯を使って雪を溶かすことは一見すると有効な方法に思えます。
しかし、雪をお湯で溶かす方法にはいくつかの問題があります。
つまり、
2・翌日以降、ガチガチに凍って転倒などの危険がある
以上のような問題が発生します。
まず1つ目の「雪を溶かすには大量のお湯がいる」ですが、これは雪をお湯で溶かす方法は上手にやらないと、広範囲にある雪を効率的に溶かすことが出来ないからです。
例えば、やかんにからお湯を雪にかけても、雪が溶ける範囲は本当に微々たるものです。
実際にやってみるとわかりますが、予想よりもはるかに雪が溶ける部分が少ないわけですね。
そのため、雪かきで雪をお湯で溶かす雪で行きを処理しようとする場合、大量のお湯を撒く必要が生じるため、結果的に大変な労力になってしまいます。
2番目の「翌日以降、ガチガチに凍って転倒などの危険がある」は文字通りですね。
お湯によって溶けた雪が再度凍結して、ガチガチに凍ってしまうわけです。
「自分でスケートリンクを作っているようなもの」と表現すればわかりやすいでしょうか。
自宅の玄関付近にある雪をお茹で溶かしてしまうと、翌日以降非常に滑りやすく危険な状態になります。
場合によっては骨折などの大怪我をする可能性もあるため、雪をお湯で溶かすことはやめておいた方が無難です。
ただ、雪かきで雪をお湯で溶かすことを有効的に使える場面もあります。
次章ではその方法についてお伝えさせていただきます。
どうしても雪をお湯で溶かしたい!
「どうしても雪をお湯で溶かしたい!」と考える方がいらっしゃるかもしれません。
前章にあるように、自宅の庭や通路にある雪をお湯で溶かすことは、ガチガチに凍った雪による転倒の可能性があります。
ただ、雪をお湯で溶かすという方法は、上手く使えば雪かきを非常に楽にすることが出来ます。
庭の隅などに雪をかき集め、その部分へお湯をかけるという方法です。
この方法であれば、人が歩くような場所がガチガチに凍ることもありませんし、溶けた雪の上にさらに別の雪を新しく集めることが出来るようになります。
また、使用した残り湯が排水溝へと流れるルートをあらかじめ作っておくと、お湯が想定した場所以外に流れ出る可能性を低く出来ます。
ちなみに、雪を溶かすためにお湯を使用するのではなく、お風呂の残り湯や井戸水などを利用すると、雪を溶かす費用を抑えることが出来るのでおすすめです。
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まとめ
雪をお湯で溶かす方法は、上手に作業を進めておかないと危険です。
凍った雪による転倒などの事故を防ぐために、この記事がお役に立てれば幸いです。