「IHクッキングヒーター」が広く普及して久しいです。
そんなIHクッキングヒーターですが、設備寿命や耐用年数による交換時期があることをご存知でしょうか?
毎日調理に使用するIHクッキングヒーターですから、トラブルとは無縁でいたいものです。
そこで今回の記事では、
- IHクッキングヒーターの交換時期はいつなのか?
- IHクッキングヒーターの交換方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
IHクッキングヒーターの交換時期はいつなのか?
IHクッキングヒーターの交換時期の目安となるのが「寿命」です。
一般的に、IHクッキングヒーターの寿命は、機種にもよりますが「10年から15年」だとされています。
もちろん、これは使用状況によっても左右されるものではあります。
例えば、「自炊はあまりしない」という人であれば、この寿命を大きく超えて長く使用できる場合もあります。
逆によく料理をする人であれば、4~5年程度で故障などの不具合が発生する可能性もあるわけですね。
また、「IHクッキングヒーターの掃除をほとんどしない」といった環境だと、寿命が短くなる可能性もあります。
定期的にIHクッキングヒーターの掃除をしないと、排気口や吸入口が詰まることで故障が起こることがあります。
とは言え、常識的な範囲できちんと掃除をしながら使用すれば、多くの場合は10年以上使用できるケースがほとんどです。
また、IHクッキングヒーターの寿命のサインや故障の症状などで交換時期を検討することもできます。
具体的な症状としては、以下のようなものが挙げられます。
2・IHによる加熱が以前よりも時間がかかる
3・モーター音が大きくなった(「ブーン」という音がする)
4・グリルが温まらない
5・グリルの開閉がスムーズではない
6・温度調節などのボタンが反応しない
7・IHの一部機能が使えない
8・ブレーカーが頻繁に落ちる
9・天板に傷やヒビが目立つ
以上です。
こういった症状が現れている場合は、IHの寿命や故障を疑った方が良いでしょう。
IHクッキングヒーターの交換方法とは?
IHクッキングヒーターが寿命や故障によって動かなくなった場合、新しい製品と交換をする必要に迫られることがあります。
とくに、IHクッキングヒーターの使用年数が8年~10年以上経過している場合、修理よりも新品と交換する方が費用が安くなる可能性もありますからね。
製品の修理にはメーカー純正品の部品が必要になるのですが、一般的に製造を終了してから6~10年程度しか部品の保管を行っていないため、そもそも修理ができないことも考えられます。
あるいは、「部分的な故障であるため修理をする方が安い」といった場合は、メーカー保証期間や保証条件などを確認しておくと良いでしょう。
保証期間・保証条件を満たしていれば、無償で修理を依頼することができますからね。
また、IHクッキングヒーターが独立している製品であれば、そのまま新品と交換するだけで大丈夫ですが、備え付けの製品は素人では手が出せないことが多いです。
その場合は、業者に交換を依頼することになるかと思います。
各業者や製品によって工事費用などが変わりますので、自分が出せる予算と相談しながら決めると良いでしょう。
例えば、比較的設置費用の安いIHクッキングヒーターであれば、5万円も出せば工事費込みで購入することも可能であるケースもあります。
Panasonic:IHクッキングヒーター取扱説明書ダウンロードページ
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まとめ
IHクッキングヒーターのは毎日の料理で使用するものですから、常に正常に動く状態を維持したいものです。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。