下痢が長期間に渡って続くことがあります。
大人の場合、日常生活はもちろん仕事にも悪影響が出てしまうので困ってしまいますよね。
しかし、具体的な対処方法を知らないと対策を講じにくいかと思います。
また、病院を受診するのであれば、何科を受診するのか知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 下痢が続く原因で大人の場合は?
- 下痢が続く時の対処方法とは?
- 下痢が続く時に病院は何科を受診すれば良いのか?
これらのことをお伝えさせていただきます。
下痢が続く原因で大人の場合は?
1・ストレス
現代日本人の多くは、毎日様々なストレスにされされています。
そのため、ストレスを受け続けるような環境に長期間にわたり居続けたり、ストレスを受けることを予想することによる精神的負担が、下痢の症状を引き起こす可能性があります。
例えば、仕事の失敗を指摘されると急激にお腹の調子が悪くなるなどですね。
また、こういったストレスで下痢になる方の場合、「過敏性腸症候群」である可能性が高いことに注意をしておきましょう。
過敏性腸症候群は、病院などの検査では異常が発見できないにもかかわらず、腹痛を伴う下痢が続いたり、下痢と便秘を交互に引き起こしたりする症状のことを指します。
2・暴飲暴食
下痢の症状の原因として、暴飲暴食が挙げられます。
過度な飲み食いは胃腸に大きな負担をかけ、それにより消化吸収が不完全な状態になると下痢になる可能性があります。
例えば、大食いやアルコール・唐辛子のような刺激物を大量に摂取するなどですね。
また、ダイエットなどによる過度な食事制限でも下痢になることがあります。
3・病気
何らかの病気に罹患している場合、それが原因で下痢の症状が現れることがあります。
例えば、潰瘍性大腸炎のように腸内に炎症があると、腸の粘膜から血液成分や細胞内の液体がしみ出てしまい、便の水分量を増やしてしまいます。
その結果、下痢という症状に繋がってしまうわけですね。
炎症の影響により、腸の水分吸収能力が低下してしまうことも影響しています。
また、こういった病気への治療として服薬を行っている場合、その薬の副作用で下痢になることも考えられます。
下痢が続く時の対処方法とは?
下痢が長期間に渡り継続する場合、まずは病院を受診するようにしましょう。
前章にもあるように、下痢が何らかの病気の症状として現れている可能性が考えられるからです。
病気の種類などにもよりますが、命に関わるものもあるので迅速に行動することをおすすめします。
逆に、ストレスや暴飲暴食といった生活習慣などによる下痢である場合、それらを改善することで症状が緩和されることがあります。
とくに、食生活といった生活サイクルを正しく行うことは、健康面で多くの事柄が好転する可能性が高いです。
下痢が続く時に病院は何科を受診すれば良いのか?
下痢が続く時は、病院で内科・胃腸内科・消化器内科のいずれかを受診すれば大丈夫です。
かかりつけ医に相談して紹介してもらうことも可能です。
また、下痢とともに以下のような症状が現れている場合は、すぐに病院を受診するようにしましょう。
2・下痢と一緒に吐き気を伴う
3・血の混じった、あるいは黒色の下痢が出る
4・食中毒が疑われる
以上です。
場合によっては、自力での移動が困難であることも考えられるため、そういった時は迷わずに救急車を呼ぶようにしてください。
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まとめ
下痢の症状が続くと身体が本当に辛くなりますよね。
そのような状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。