嘔吐や下痢時の水分補給で子どもの場合正しい摂取方法とは?くわしく紹介 | ごろん小路。

嘔吐や下痢時の水分補給で子どもの場合正しい摂取方法とは?くわしく紹介

風邪などによる体調不良からくる嘔吐や下痢。

冬場になるとノロウイルスなどが猛威を振るため、こういった症状に襲われることがあります。

そして、嘔吐や下痢などの症状が重症化すると、脱水症状を引き起こすこともあります。

「脱水症状を回避するためにも、すぐに水を飲めばいい」と考える方は多いかと思いますが、水分の適切な摂取方法を知っていないと効率的ではありません。

特に小さな子どもの場合、大人よりも脱水症状になるのが早いことが多いため、正しい方法を知っておく必要があるでしょう。

そこで今回の記事では、嘔吐や下痢時の水分補給で子どもの場合正しい摂取方法についてお伝えさせていただきます。

ぜひ、参考にして下さい。

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嘔吐や下痢時の水分補給で子どもの場合正しい摂取方法とは?

子どもが嘔吐や下痢の症状が激しい段階であれば、食欲がない場合が多いです。

あるいは、食事をすることが出来てもすぐに嘔吐するといったこともあるでしょう。

この状態だと嘔吐や下痢で体力を消耗し、水分が身体の外へ出ていくばかりでとても辛い思いをすることになります。

そこで重要になるのが、脱水症状を防ぐためのこまめの水分補給になります。

特に、子どもは大人に比べて身体の水分量が多く、水分量を調節する能力が未発達であるため脱水症状になりやすい傾向にあります。

子どもが水分を欲しがらなくても、こまめに水分補給をさせ、脱水症状にならないよう気をつける必要があります。

この時、子どもに与える水分はお茶や水よりも「経口補水液」が望ましいです。

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経口補水液とは、嘔吐や下痢などの際に失われる水分と電解質を補給するための飲み物です。

糖分・塩分が適度に含まれており、嘔吐や下痢などの症状で脱水の危険性がある子どもに飲ませるのに最適です。

ただし注意点として、子どもに経口補水液を飲ませる際は急いで飲ませるのではなく、ゆっくりと少しずつ与えるようにしましょう。

具体的には、初期段階でティースプーン1杯分ぐらいの少量を飲ませ、それが大丈夫そうになったら徐々に飲ませる量を増やしていきましょう。

とにかくゆっくりと少しずつ子どもに経口補水液を飲ませることが大切になります。

根気が必要になりますが、慎重にしっかりと子どもに飲ませてあげて下さい。


また、家の中に経口補水液がないこともあるでしょう。

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そういった場合は、果汁100%のりんごジュースを水で薄め、少しだけ温めてから子どもに飲ませてあげると良いです。

子どもに飲ませる経口補水液を自作する

家の中に経口補水液が備蓄してある場合は問題ありませんが、無い場合は困ってしまいますよね。

そこで、子どもに飲ませる経口補水液を自作する方法をご紹介させていただきます。

作り方は簡単で、

水1リットル
砂糖20g~40g
食塩3g
適宜、レモンなど

以上のものを混ぜて作ります。

経口補水液を自作する際の注意点として、「分量は正確に計った上で作る必要があるということ」、「作った経口補水液はその日の内に消費するか捨てる」、「カリウムなど下痢や嘔吐で失われる電解質は補充できない」ことが挙げられます。

「分量は正確に計った上で作る必要があるということ」というのは、砂糖と塩の分量が違うと上手く脱水状態を改善できないことがあるからです。

「作った経口補水液はその日の内に消費するか捨てる」というのは、家の中で経口補水液自作する場合、雑菌の混入を防ぐことが出来ません。

そのため、時間経過とともに雑菌が繁殖して不衛生になり、その状態の経口補水液を飲んでしまうと健康に害を及ぼすことがあります。

こういった事態を防ぐためにも、自作した経口補水液はその日の内に消費するか捨てるかしましょう。

「カリウムなど下痢や嘔吐で失われる電解質は補充できない」というのは、上記の経口補水液には下痢などで大概に排出されてしまうカリウムなどは補充できません。

また、自作した経口補水液はあくまで緊急時用と割り切り、市販の経口補水液の使用を検討すべきでしょう。


ちなみに、砂糖の代わりにはちみつを使うことも出来ます。

その場合は、はちみつを大さじ1~2杯ほど入れると良いでしょう。

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まとめ

子どもが嘔吐や下痢に苦しんでいる時は素早い水分補給を心掛けたいですね。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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