災害に備えて「非常食」の備蓄をしている方は多いかと思います。
そんな非常食で気になるのが賞味期限ですよね。
普段使わずに保管する非常食は、「気がついたら賞味期限切れになっていた」といったことが起こりがちです。
そのため、賞味期限切れになる前に消費する必要があるわけです。
そこで今回の記事では、非常食のローリングストックでおすすめのやり方について、お伝えさせていただきます。
非常食のローリングストックとは?
ローリングストックとは、非常食を別途用意するのではなく、日頃から食べている食品を多めにストックしておく備蓄方法になります。
食品を食べたら補充、食べたら補充としていくことで、常に賞味期限に余裕のあるものがストックされ続けるというわけです。
このローリングストックの利点は、非常食の賞味期限などをあまり気にしなくて良いということと、どんなものを非常食として保管しているのかを把握しやすくすることが挙げられます。
例えば、一般的に非常食となる食品は賞味期限がとても長いですが、期限をこまめに確認しないため、結果的に賞味期限切れとなることがあります。
それ以外にも、普段食べなれていない食品を食べることは、思ったよりもストレスとなってしまう問題があります。
反面、ローリングストックを採用すると、食品が定期的に入れ替わることになるので、賞味期限が1年未満といった普通にスーパーで売っている食品が備蓄に使えます。
もちろん、定期的に消費と補充が行われるため、食品全体の管理が簡単になることも素晴らしいですね。
また、同じような賞味期限の食品を非常食として扱うのであれば、特定の月に食品を入れ替えるようにすると管理が楽になります。
例えば、食品の備蓄を3月と9月に行うようにすれば、それ以外の月は消費をすることだけに注力することができるわけですね。
ちなみに、非常食の備蓄量の目安としては、大人一人で3日間分の食糧と飲料水が最低限の非常食となります。
可能であれば、可能であれば1~2週間分を備蓄しておくと良いでしょう。
これは、大きな災害が起きた際、電気・ガス・水道・通信・交通などのライフラインが復旧する目安として、最低でも3日ほどだとされているからです。
非常食のローリングストックでおすすめのやり方はこれ!
非常食のローリングストックを行う場合、いくつかの条件を満たすものであると管理・ローテーションが簡単になります。
具体的には、
2・常温保存可能な食品
3・短時間で簡単に調理できる食品
以上です。
これらの条件を満たすものであれば、日頃から消費がしやすいですし、災害発生時にも十分に対応することができます。
また、食品とは別に飲料水を備蓄しておくことも忘れないよう注意をしておいてください。
飲料水の量の目安としては、大人一人が3日間で必要とする3リットルを基準に考えると良いでしょう。
そして、ローリングストックに向いている具体的な食品としては、以下のようなものが挙げられます。
2・乾麺
3・お菓子
4・レトルト食品
5・パック入りご飯
以上です。
これらは、スーパーなどで普通に購入することができる食品なので、日常の買い物をする時に購入することができるのもポイントですね。
ちなみに、こういった非常食は一箇所にまとめて保管すると管理が楽になります。
その際は、風通しがよく、湿度が低い場所を選ぶと良いでしょう。
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まとめ
災害発生時には様々な問題の発生が懸念されるため、非常食の備蓄が重要になる場面が出てきます。
そういった時のために、この記事がお役に立てれば幸いです。