「えいようかんってなに?」
えいようかんなる食べ物のことを見聞きすることがありますが、詳細についてはよくわかりませんよね。
非常食に使えるということも聞くため、地震などの災害対策に使えるのか気になる方も多いことでしょう。
また、えいようかんが非常食として使えるのであれば、保存方法も知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- えいようかんは非常食として使えるのか?
- えいようかんの保存方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
えいようかんは非常食として使えるのか?
結論から言えば、「えいようかん」は非常食として使うことができます。
えいようかんは、あずきバーを作っていることで有名な井村屋が販売しており、長期保存が可能な保存食としても、羊羹としても美味しい商品です。
というのも、えいようかんは通常の羊羹とは違い、5年以上の長期保存にも耐えることができるからですね。
カンパンやクラッカーなどの賞味期限が約5年程度と考えると、とんでもなく長持ちする羊羹です。
また、えいようかんは手軽にカロリーが補給できることも特徴です。
えいようかんを1本(60グラム)食べるだけで、171kcal(ご飯一杯分ほど)のエネルギー補給が可能なのですから驚きですよね。
調理などが不要であり、ワンハンドで手軽にカロリー補給が出来るため、災害時には非常に役立つ非常食だと言えるでしょう。
ちなみに、えいようかんの栄養成分は、以下のようなものとなっています。
1・エネルギー……171kcal
2・タンパク質……1.9g
3・脂質……0.1g
4・炭水化物……40.7g
5・ナトリウム……2mg
以上です。
原材料は砂糖・生あん・水あめ・寒天とシンプルなものとなっています。
また、通常のえいようかん(チョコではない方)はアレルギー対応非常食でもあります。
特定原材料等27品目不使用となっているため、食物アレルギーの方でも食べやすい製品だと言えるでしょう。
そのため、災害時などの緊急事態では食べられるものが限定されてしまうため、えいようかんが非常に便利な保存食として使用することができます。
えいようかんの保存方法とは?
えいようかんの保存方法としては、商品に記載されている通り「直射日光と高温多湿の環境」を避ければ問題ありません。
ちなみに、「直射日光と高温多湿の環境を避けるって、具体的には?」と悩む方がいらっしゃるかもしれません。
結論から言えば、「高温多湿を避け保存して下さい」・「直射日光を避け保存して下さい」などの表示がされている場合は「常温保存」が基本です。
食品の保存方法については「食品衛生法」「JAS法」という法律で規定されており、常温で保存する以外に気を付ける事が無い食品の場合、「常温で保存してください」などの表示を省略することができるんです。
また、えいようかんを保管する場所は、過度な湿度を避けるために風通しの良い場所が望ましいです。
つまり、えいようかんを保管する場所としての条件は、
2・温度は15~20℃(外の気温よりも低い所が良い)
3・風通しの良い場所(流し台の下は配水管があるため、湿度高めなので不向き)
以上です。
例えば、台所などにある風通しが良い棚にえいようかんを置いておけば大丈夫です。
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まとめ
えいようかんは非常食としてとても優れた羊羹です。
災害時などの非常事態においては、食糧事情で大活躍してくれることでしょう。