暑い夏の季節には「熱中症」が怖いものです。
熱中症を予防するためにスポーツ飲料水を利用する方は多いかと思いますが、その代表であるアクエリアスとポカリスエットの違いがよくわかりませんよね。
また、アクエリアスとポカリスエットはどちらが熱中症に効果的なのかも気になるところです。
そこで今回の記事では、
- アクエリアスとポカリスエットの違いはこれ!
- アクエリアスとポカリスエットはどちらが熱中症に効果的なのか?
これらのことをお伝えさせていただきます。
アクエリアスとポカリスエットの違いはこれ!
アクエリアスとポカリスエットの違いは「成分」になります。
そもそも、アクエリアスとポカリスエットはスポーツ飲料水という分類では同じものですが、製品の目的が異なっています。
具体的には、
2・ポカリスエット……体調不良の時の水分補給に適している
以上です
実際、両製品の成分面はこれらの目的に沿ったものとなっています。
例えば、アクエリアスにはクエン酸、アミノ酸が多く含まれており、運動時の疲労回復に効果があると言われています。
また、体力アップに繋がるイソロイシン・バリン・ロイシン、脂肪燃焼や疲労回復に効果があるとされるアルギニンなどのアミノ酸が多く含まれていることも特徴ですね。
これらのことから、アクエリアスは、激しく身体を動かして汗を流すスポーツに適している飲料であると言えます。
ポカリスエットの場合は、炭水化物、ナトリウムを多く含んでおり、体調不良で食欲が無いときに、必要な栄養分を補給することができます。
また、ポカリスエットは人間の体液に近い成分となっていることも特徴です。
点滴に使われる生理食塩水と同じ成分で、人間の身体に取り込まれやすいわけですね。
そのため、栄養価が高く吸収効率が良いポカリスエットは、風邪をひいた時などに効果的な飲料ということになります。
アクエリアスとポカリスエットはどちらが熱中症に効果的なのか?
アクエリアスとポカリスエットはどちらが熱中症に効果的なのかというと、これはポカリスエットになります。
前章にもあるように、ポカリスエットは点滴に使われる生理食塩水と同じ成分で、人間の身体に取り込まれやすいという特徴があります。
とくに熱中症対策にはナトリウムをはじめとするミネラル成分を摂取することが重要になるため、ポカリスエットの方がおすすめです。
身体が弱っている時はポカリスエットを飲み、激しい運動の後にはアクエリアスを飲むといった感じでしょう。
ただ、アクエリアスにせよポカリスエットにせよ、愛飲する上で注意をすべきポイントがあります。
それは、スポーツドリンクを飲み過ぎないようにすることです。
というのも、スポーツ飲料に限らず、炭酸飲料やジュースなどのいわゆる「清涼飲料水」には、一般にペットボトル1本(500ml)あたり10~15個前後(30~60g)の角砂糖が含まれています。
WHO(世界保健機関)の指針によれば、食事以外で1日に摂取しても良い糖分は、1日の総カロリーの5%程度だとされています。
そして、平均的な大人の場合は砂糖の量が25g程度となっており、500mlのスポーツドリンクたった1本で1日の必要摂取量を超えてしまいます。
そのため、場合によっては糖尿病などの病気の原因となる危険があります。
また、糖分過多の影響により、虫歯が発生しやすくなることにも気をつけておきましょう。
また、通常では唾液が口の中を中和して口内の環境を中性に戻す役割を果たしているのですが、スポーツドリンクに含まれるクエン酸やアミノ酸などの酸は口の中を強い酸性にしてしまいます。
その結果、虫歯菌が糖分を摂取し、酸を作って歯を溶かすことによって虫歯になってしまうわけですね。
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まとめ
アクエリアスにせよポカリスエットにせよ、適切な飲み方をして有効に活用したいところですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。