歯石ができる原因とは?対策方法や除去についても紹介 | ごろん小路。

歯石ができる原因とは?対策方法や除去についても紹介

歯の健康を守る上で「歯石」は無視できない存在です。

しかし、歯石ができる原因がわからないと対策が講じにくいですよね。

また、すでにある歯石を除去したい場合のやり方も知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • 歯石ができる原因とは?
  • 歯石対策でおすすめの方法とは?
  • 歯石除去のやり方とは?

これらのことをお伝えさせていただきます。

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歯石ができる原因とは?

「歯石」とは、歯にたまったプラーク(細菌の塊=歯垢)が唾液の中に含まれるカルシウムやリンなどの無機物によって石灰化し、非常に固く石のように沈着したもののことを指しています。

歯石が「細菌の化石」と呼ばれるのは、この石灰化によって固くなるからですね。

そして、その性質上、歯石が付着しやすい箇所が存在します。

例えば、下あごの前歯の裏側や上あご奥歯の表側などのように、唾液腺の開口部の近くや歯ブラシが届きにくい箇所が該当します。

また、一般的に、細菌の塊であるプラークは歯の表面に付着・増殖しただけなので、歯磨きを行うことで取り除くことが可能です。

それに対して、歯石の場合は非常に硬いものであるため、歯ブラシなどで綺麗に掃除することがまず不可能です。

さらに、歯石自体はプラークのように酸や毒素を出すということはありませんが、歯石の表面は荒れているため、新たに細菌が付着・増殖しやすい状態となってしまいます。

その結果、その菌が歯周病や口臭などの原因となる可能性が高くなるので注意をしておきましょう。

歯石対策でおすすめの方法とは?

歯石対策としては「しっかりと歯磨きを行う」ことが基本になります。

まず、歯石発生の原因の1つであるプラークは、4~14時間で形成され始めます。

このプラーク除去のためには毎食後に歯磨きを行うことが重要なのですが、プラークを落とすために、歯磨きをしっかり行うと20分以上はかかることになります。

実際のところ、歯石予防の観点から見ると多くの人は歯磨きを十分に行っていないことが多いわけですね。

また、歯と歯の間をデンタルフロスや歯間ブラシを使って掃除をすることも効果的です。

しかし、「毎食後に歯磨きをしたり、10分も20分も歯磨きに時間をかけられない!」という方は多いかと思います。

そのため、歯磨きが苦手な人や歯並びの悪い人は「マウスウォッシュ」の使用をおすすめします。

マウスウォッシュは、歯ブラシが届かないような口の隅々までの清掃を助けてくれるので、歯磨きの時間を大幅に短縮することができます。

歯石除去のやり方とは?

歯石除去は歯医者を受診して、そこで取り除いてもらうことが基本となります。

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前章にもあるように、歯石は非常に固いため、歯ブラシなどでは取り除くことができません。

通販などでは歯石を取るための道具(スケーラー)が販売されていますが、これらを使って歯石を取り除こうとすると、作業に不慣れである場合は歯を傷つけてしまう危険があります。

また、歯石をしっかりと取り除くことができないと、すぐに歯石が発生してしまうため、自力で歯石を取り除くことはリスクが高いと言えます。

そのため、歯石を取り除きたい場合は、歯医者を受診して対処してもらうことが安全です。

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まとめ

歯石ができることを予防するためには、こまめで丁寧な歯磨きが必要になります。

また、すでに歯石がある場合は、歯医者を受診して取ってもらいましょう。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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