5月5日と言えばこどもの日ですよね。
こどもの日には、お子さんの無病息災を祈るために五月人形を飾るものです。
しかしこの五月人形ですが、お子さんがある程度の年齢になると飾らなくなることが多いです。
次の代へと引き継いで貰うことになれば良いですが、何らかの事情により処分する必要がでてくると悩みの種になってしまいます。
「五月人形ってどう捨てればよいのだろう? ゴミに出すのはバチ当たりじゃないかな?」と悩んでしまうわけですね。
そこで今回の記事では、
- 五月人形の処分の仕方について
- 五月人形の鎧兜はどう処分する?
- 五月人形を処分する時期はいつが良いのか?
これらのことをお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
五月人形の処分の仕方について
五月人形の処分の仕方について結論から言いますと、決まった処分方法はありません。
粗大ごみの日に、五月人形をそのままゴミとして出すことも可能なわけですね。
とは言え、適当な人形などを捨てるのとは違いますから、バチ当たりな気がして悩む方も多いと思います。
そのため、五月人形を捨てる際は「人形供養」をするという方法があります。
人形供養とはどんなものかと言うと、思い出が詰まっていて捨てられない人形などを、お寺や神社で供養してもらうことを言います。
持ち込んだ人形にお経を唱え供養をした後、焚き上げて終了です。
五月人形のように、お子さんの無病息災を祈るための人形は中々捨てにくいという人も、この人形供養で感謝の気持ちを持ってスッキリとお別れが出来ることでしょう。
人形供養はどこで行われているかは、ネットで検索するとすぐにわかります。
自宅の近くで行われているのならばそのまま持っていけば良いですし、そうでなくても郵送すればOKなところもあります。
まずは近くのお寺や神社へ連絡して確認してみるのが良いでしょう。
近隣にお寺や神社がない人は、人形供養を代行してくれるサービスもあります。
社団法人「日本人形協会」では、こちらから郵送で送った人形を毎年10月頃に行われる東京大神宮の「人形感謝祭」にて供養してくれます。
費用が一箱(袋)につき5,000円ほどかかってしまいますが、近隣にお寺や神社がない人や仕事が忙しくて時間が取れない人も人形供養をすることが出来ます。
詳細については、下記のホームページからご確認下さい。
社団法人「日本人形協会」
また、五月人形を売却したり寄付したりすることも出来ます。
前者は、インターネット上で行われているオークションに出品したり、リサイクル業者に売却する事になります。
寄付に関しては、寄付を行っている組織or団体に連絡・相談をして引き取ってもらいましょう。
寄付を行っている団体の一つで、国際社会支援推進会が運営する「ワールドギフト」という組織があります。
下記にホームページへのリンクを用意しましたので、ぜひ、参考にして下さい。
「ワールドギフト」ホームページ
五月人形の鎧兜はどう処分する?
五月人形の鎧兜もゴミとして普通に処分することが出来ます。
「普通のゴミと鎧兜は違うんじゃ……?」などと難しく考える必要はないわけですね。
もちろん、上記の人形供養を行うことや業者へ売却・寄付をすることも可能です。
あなたの気持ちが納得できる一番の方法で、五月人形とお別れをするようにしましょう。
五月人形を処分する時期はいつが良いのか?
五月人形を処分する時期は特に決まりはありません。
ただ、諸説ありますが、五月人形を飾るのは7歳までという区切りがあります。
あるいは、成人する20歳を目安にすることもあるようです。
五月人形は、お子さんの無病息災を祈るための人形なので、お子さんが成人して以降、次に飾る機会はお孫さんのために飾ることになります。
そのため、お子さんの年齢がこれらの区切りを迎えた段階で、五月人形を処分することが出来るようになると言えるでしょう。
五月人形に関するその他の情報
五月人形に関するその他の情報については、以下の記事にまとめてあります。
五月人形を飾る時期はいつからいつまでなのか?飾る場所や方角も紹介
五月人形のお古は引き継いで良いのか?兜を兄弟で共有しても良いのかも紹介
まとめ
何らかの事情により、五月人形を処分することが必要になった場合はどうすれば良いのか、悩みますよね。
その悩みを解決する方法をこの記事ではまとめてみました。
あなたの悩み事を解決できれば幸いです。