ご先祖様の供養のために行われるお盆のお墓参り。
このお墓参りに子どもを連れて行くことについて悩んでいる方は多いようです。
特に、お墓参りに適した子どもの服装はよくわからないですよね。
初盆・新盆の際は注意したいところです。
また、子どもに対して求められるマナーもあらかじめ知っておくと役に立ちます。
そこで今回の記事では、
- お盆のお墓参りで子どもの服装について
- お盆のお墓参りで子どものマナーとは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
お盆のお墓参りで子どもの服装について
お盆のお墓参りで子どもの服装は、あまりにも華美なものでなければ何を着ても問題はありません。
例えば、真っ赤な色の衣類などはNGです。
地味目な服装を着るようにしましょう。
もし、子どもがすでに幼稚園や小学校に入学している場合は、普段着ている制服を着るという選択肢もあります。
学生の礼服は制服とされていますので、服装に関してはこれで解決したと言っても良いでしょう。
ちなみに、幼稚園や小学校で指定の制服がない場合は、落ち着いた色のブレザーやワンピースを着るようにしましょう。
逆に、まだ幼稚園や小学校に入学する以前の年齢の場合、服装は地味なものを選ぶようにしましょう。
また、このくらい小さいお子さんになると、そもそもお墓参りに連れて行かないという選択肢も考えた方が良い場合もあります。
小さいお子さんは面倒を見るのが非常に大変だと思いますし、お子さんにも負担になることが考えられるからですね。
お盆のお墓参りで子どもに関する注意点
お盆のお墓参りで注意すべきこととして、初盆・新盆の場合が挙げられます。
宗派などにもよるかと思いますが、この時は僧侶の方を招いて法要を行うのが一般的とされています。
そのため、子どもでもその場に相応しい服装を着る必要が出てきます。
上記にもありますが、子どもがすでに幼稚園や小学校に入学している場合は、普段着ている制服を着用しましょう。
また、お子さんの年齢が0歳~3歳ぐらいである場合は、招いた相手の方のことを考慮しましょう。
相手の方が親戚でない場合は、お子さんを連れて行かない方が良いです。
相手の方がかなり気を使うことになるでしょうし、自分達も大変だと思います。
法要の最中に、子どもが泣き始めるなどの事態が十分にあり得るからですね。
逆に、招いた相手の方が親戚である場合は、しっかりと相談した上で連れて行くかどうかの結論を出しましょう。
子どもが泣くなどしても理解を得やすいですし、親戚の方がお子さんに会いたがっている場合もあります。
お盆のお墓参りで子どものマナーとは?
幼稚園から小学校低学年までの子どもをお盆のお墓参りに連れて行く場合、周りの方の迷惑にならないように注意が必要になります。
そういった事態を避けるために、お盆のお墓参りで子どもに守ってもらうマナーをいくつかご紹介させていただきます。
大きな声を出さない
お墓がある墓地は厳粛な場です。
また、お墓参りに来ている他の方は、最近親しい方を亡くして深い悲しみを抱えているかもしれません。
そういった場で、子どもが大きな声を出していると、他の方に不快感や強い反感を抱かれる恐れがあります。
子どもが元気なのは良いことですが、お墓参りでは気をつけた方が良いでしょう。
また、子どもが空腹になる・眠たくなる時間帯を避けることが出来るならば、そうすべきでしょう。
走り回らない・うろうろしない
子どもにとって、墓地は物珍しい場所だと思います。
好奇心を刺激されて、子どもが走り回ることもあるかと思いますが、墓地でこのようなことをするのはいけないことだと子どもにしっかりと教えてあげましょう。
また、墓地の規模にもよりますが、規模が大きいものだと迷子になることもあります。
子どもが自由に歩き回ると思わぬ怪我をすることも考えられるので、気をつけた方が良いでしょう。
特に、墓地があるお寺や霊園は階段が多いと思われますので、注意が必要でしょう。
他人のお墓に近づかない
墓地にはたくさんのお墓があります。
そういった他の方のお墓にむやみに近づくのはマナー違反です。
お墓参りには、たくさんの他の人がいらっしゃるわけですから、興味本位で近づいたり騒いだりすることはやめましょう。
当然、これは子どもにも当てはまります。
あらかじめ、他の人のお墓にむやみに近づいたり、触ったりしてはいけないことを教えてあげましょう。
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お盆で子どもが熱を出したらどうすれば良いのか?対処方法を紹介
お盆のお墓参りはいつ行くべきなのかや時間帯と持ち物についても紹介
まとめ
お盆のお墓参りには、当然たくさんの他の方がいらっしゃいます。
そういった方とトラブルにならないように、お子さんにどういったことを守る必要があるのかを教えてあげましょう。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。