「歯石」が口臭の原因となるという話を聞くことがります。
接客業など、人と話す機会が多い方は気になりますよね。
また、もしも歯石が原因であれば、歯石を除去すれば口臭は改善するのかも知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 歯石は口臭の原因になる?
- 歯石を除去すれば口臭は改善する?
これらのことをお伝えさせていただきます。
歯石は口臭の原因になる?
結論から言えば、歯石は口臭の原因になる可能性があります。
歯石の表面はザラザラしているため、口内に存在する細菌(歯垢=プラーク)などが付着しやすくなっています。
そして、この歯垢は発酵することで悪臭を伴うガスを発生させてしまいます。
このガスは卵や玉ねぎの腐ったような不快な臭いがするため、講習となってしまうわけですね。
また、歯石が歯に付着していると、歯周病を発生させやすくなってしまいます。
その影響で歯茎から出血が起こったり、膿が出てくるとこれらが悪臭の原因となることがあります。
前者は血なまぐさい臭いがしますし、後者は歯槽膿漏になってしまっていることもあるため、注意をしておきましょう。
もちろん、口臭の改善以外にも、歯や歯茎の健康のためにこれらの症状を治療する必要があることでしょう。
歯石を除去すれば口臭は改善する?
結論から言えば、歯石を除去すれば口臭が改善する可能性があります。
前章にもあるように、歯石によって細菌が口内で繁殖すると、それらが出すガスが悪臭を発生させますからね。
そのため、歯医者を受診して歯石を取り除いてもらうことが口臭改善に効果的だと言えます。
注意点としては、歯石除去を自分で行うのは危険だということです。
インターネットなどでは、歯石除去用のスケーラーが販売されていますが、こういった道具を使った自力での歯石除去はリスクを伴うからです。
道具を扱いなれていないことで、歯や歯茎を傷つけるといった事態が起きてしまう可能性があるからですね。
また、歯石を綺麗に取り除けないと、かえって歯石を増やすことにつながる場合もあります。
ですので、歯石を安全に除去したい場合は、歯医者を受診することが無難だと言えるでしょう。
ちなみに、歯石を予防したい場合は、丁寧な歯磨きが重要になります。
歯石の前段階である歯垢なら、歯ブラシで取り除くことが可能だからですね。
下顎の前歯の裏側や上顎の頬側の歯の側面などの部分は、歯石が発生しやすい箇所なので丁寧な歯磨きを行うと良いでしょう。
注意点としては、歯垢除去のためには毎食後に歯磨きを行うことが重要なのですが、歯垢を落とすために歯磨きをしっかり行うと20分以上の時間が必要になる点です。
もちろん、この時間を毎日捻出できればベストですが、そうでない人もいらっしゃるかと思います。
そのため、歯磨きが苦手な人や歯並びの悪い人は「マウスウォッシュ」の使用をおすすめします。
マウスウォッシュは、歯ブラシが届かないような口の隅々までの清掃を助けてくれるので、歯磨きの時間を大幅に短縮することができます。
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歯石に関するその他の情報
歯石取りの頻度はどのくらい?痛いのかや取れた後に起こる変化とは?
まとめ
歯石は口臭の原因になるので、定期的に歯医者を受診して取り除きたいですね。
口臭改善のために、この記事がお役に立てれば幸いです。