「タッパーのケチャップ汚れ」が落ちなくて困ることがありますよね。
見た目もよくないですし衛生面でも気になるので、なんとかケチャップの色を取りたいところです。
そこで今回の記事では、タッパーのケチャップ汚れを綺麗にする方法について、お伝えさせていただきます。
タッパーのケチャップ汚れが落ちにくい原因とは?
タッパーのケチャップ汚れが落ちにくい原因は、プラスチック製品やメラミン製品のもっている性質が挙げられます。
これらタッパーの材質となっているものには、「疎水性(水と馴染みにくく、水が水滴となる性質)」や「親油性(脂肪や油に溶けやすいこと)」が高いという特徴があります。
そして、リコピンと呼ばれるトマトの赤い色素には、料理などに使う油に溶けやすい性質をもっています。
そのため、ミートソースなどのケチャップを使った料理をタッパーに入れるとリコピンの赤い色が付きやすく取れなくなってしまうわけですね。
タッパー以外にも、プラスチック製の食器などにも同じことが言えます。
また、タッパーの材質はに上記の特性があるため、ただ水洗いをしただけではケチャップ汚れが綺麗にならないことが多いです。
ですので、ケチャップ汚れが付いてしまったタッパーは、次章のような掃除方法で綺麗にすると良いでしょう。
タッパーのケチャップ汚れを綺麗にする方法とは?
タッパーのケチャップ汚れを綺麗にしたい場合、漂白剤を使うことが簡単な方法になります。
具体的なやり方としては、
2・酸素系漂白剤をお湯に溶かす
3・タッパーを上記のお湯の中に30分ほど入れて放置する
4・お湯の中から取り出したタッパーをスポンジで洗う
以上です。
注意点としては、お湯の温度が高すぎるとタッパーが変形するなどの被害が発生する可能性があることです。
そのため、お湯は熱くしすぎないように気をつけてください。
やり方の1つに電子レンジを使う方法もありますが、これにも同様のことが言えます。
あるいは、酸素系漂白剤の代わりに重曹を使う方法もあります。
油汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹が掃除に役立つわけですね。
また、酸素系漂白剤の独特の臭いが嫌いという方におすすめの方法です。
重曹を使ったタッパーの掃除方法は、酸素系漂白剤のものとやり方は基本的には変わりませんが、浸け置きする時間が半日ほど必要になります。
ただ、重曹には研磨作用があるので、タッパーを傷つけないためにも直接振りかけるといったことはやめておきましょう。
タッパーに細かい傷がついてしまうと、雑菌などが繁殖する原因となる可能性があるため、健康への被害が懸念されるからですね。
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まとめ
タッパーのケチャップ汚れは非常に目立つため、非常に気になってしまいますよね。
適切な掃除方法さえ知っていれば、タッパーを簡単に綺麗な状態に戻すことができます。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。