「蝉(セミ)」は夏になると独特の鳴き声で鳴く昆虫です。
しかし、蝉がいつからいつまで鳴くのかよくわからないかと思います。
また、蝉が鳴く時間帯も同様です。
そこで今回の記事では、
- 蝉(セミ)はいつからいつまで鳴く?
- 蝉が鳴く時間帯はいつ?
これらの情報をまとめてみました。
蝉(セミ)はいつからいつまで鳴く?
蝉が鳴くのは「7月上旬から9月下旬」までになります。
ただ、これは多くの蝉が鳴く時期であり、厳密に言えば、この時期以外にも鳴く蝉は存在します。
アブラゼミやクマゼミといった、代表的な蝉はこの季節に鳴くのですが、ハルゼミやニイニイゼミなどは時期が若干ずれます。
蝉が鳴く具体的な時期としては、
1・ハルゼミ……4月下旬~6月中旬
2・エゾハルゼミ……6月上旬~7月下旬
3・ヒメハルゼミ……6月下旬~7月下旬
4・ニイニイゼミ……6月下旬~9月上旬
5・コエゾゼミ……7月上旬~8月下旬
6・クマゼミ……7月上旬~9月上旬
7・ヒグラシ……7月上旬~8月下旬
8・アブラゼミ……7月上旬~9月下旬
9・ミンミンゼミ……7月中旬~9月下旬
10・エゾゼミ……7月中旬~9月中旬
11・チッチゼミ ……8月上旬~10月中旬
12・ツクツクボウシ……8月上旬~10月上旬
以上です。
このように、ハルゼミなどは4月~7月といったかなり早い時期から鳴き始めます。
その他の蝉は、多くの場合7月上旬以降から鳴き始め、9月下旬まで鳴いています。
10月になると、地面でひっくり返って死んでいる蝉をよく見かけるのは、この時期になると多くの蝉が寿命で死んでしまうからですね。
また、蝉の活動はその季節の気温や降水量などの影響を受けます。
例えば、6月下旬や7月に入って平均気温が25℃を超える日が多くなると、蝉が活発に動き回るようになります。
逆に、雨の日が多いと、蝉のオスは鳴いてもメスを呼ぶことができないため、鳴く頻度が落ちる傾向があります。
蝉が鳴く時間帯はいつ?
蝉がなく時間帯は、その蝉の種類によって異なります。
例えば、クマゼミは早朝から午前中にかけて鳴いていますが、ヒグラシは早朝と夕方に鳴いています。
蝉が鳴く具体的な時間としては、
クマゼミ……早朝から午前中にかけて
ヒグラシ……早朝と夕方のみ
アブラゼミ……早朝に少しだけ、その次に午後から夕方まで
ミンミンゼミ……午前から午後にかけて
ツクツクボウシ……終日
以上です。
このように、蝉の種類によって鳴く時間帯が大きく違います。
ニイニイゼミやツクツクボウシは1日中鳴いているのに対して、ヒグラシは早朝と夕方のみしか鳴きません。
そして、蝉は夜間には鳴くことをやめます。
そのため、もし蝉の鳴き声を聞きたいという場合は、種類に応じた時間帯を考えて行動すると良いでしょう。
また、住んでいる地域にもよりますが、住んでいる場所が6階以上だと蝉が飛んできにくい傾向があります。
蝉に悩まされたくない場合は、マンションの高層のような高い場所を選ぶと被害を避けることができるようになります。
蝉に関するその他の情報
蝉の対策方法でベランダのやり方とは?洗濯物に付いている時は?
まとめ
蝉がいつからいつまで鳴くのかや、どの時間帯に鳴くのかは蝉の種類によって決まります。
そういった情報がお役に立てれば幸いです。