病気や怪我で予想外の「入院」となると、入院中に履く靴をどうすれば良いのか悩むことがあります。
病院は普段とは違う場所ですから、そういった特殊な環境に適した靴である必要があるか、わかりませんよね。
そこで今回の記事では、
- 入院中に履く靴はそのままでいい?
- 入院中の靴のおすすめとは?
これらの情報をまとめてみました。
入院中に履く靴はそのままでいい?
結論から言えば、入院中に履く靴は日常的に使用しているものをそのまま使っても問題ありません。
例えば、普段から履いているスニーカーなどですね。
ちなみに、「病院内はスリッパやサンダルを履くのは駄目なの?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、最近の病院ではスリッパの使用が禁止されていることが珍しくありません。
これは、以下のような問題があるためです。
つまり、
2・滑りやすい
3・転倒の危険がある
4・ゆとりがあり足が抜ける
以上です。
同じ理由で、サンダルやクロックスも病院内での使用が禁止されていることがあります。
これは、ナースシューズとしてクロックスを履いている看護師の方もいらっしゃいましたが、病院内を歩き慣れている看護師でさえつまずいてしまいます。
安全面を考慮すると、転倒などの事故が発生しやすいスリッパやサンダルを使うことは、自分にとっても他の人にとっても危険というわけですね。
場合によっては、スリッパによる転倒の影響で検査や処置が必要になる上に入院が長引く可能性があることに注意をしてください。
怪我の心配もありますが、それと同時に入院期間が延びるということは、医療費がかさむことも意味しています。
また、病院側が提示している入院のガイドラインにて、くわしい情報が記載されていることがあります。
そのため、入院中に履く靴に関しては、このガイドラインを確認しておくことをおすすめします。
あるいは、ガイドラインに具体的な記載がない場合は、医師や看護師の方に相談をしておくと良いでしょう。
入院中の靴のおすすめとは?
入院中におすすめの靴の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
2・硬い床の上で歩きやすい
3・滑りにくい
4・軽量である
5・脱ぎ履ぎを行いやすい
6・靴にかかとがある
以上です。
これらの条件を満たす靴が、入院中の使用に適した靴になります。
病院によっては「〇〇の特徴がある靴」というように、明確な指示がある場合もあるので、前章にもあるように入院のガイドラインを確認しておくことが大切です。
また、入院時の靴に介護靴・リハビリシューズを使うという方法もあります。
介護靴・リハビリシューズとは、怪我などによって歩きにくい状態の人のために、歩行をサポートしてくれる機能がある靴のことです。
歩行時の負担や不安を和らげたり、快適に脱ぎ履きしやすいなどの特徴があります。
もちろん、入院中の人にも適しているので、通常のスニーカーではなく、介護靴・リハビリシューズを用意するということも選択肢としてありだと思います。
ちなみに、介護靴・リハビリシューズは「徳武産業あゆみ」や「アサヒシューズ 快歩主義」などの会社や、大手スーパーやコーナン・ホーマック・カインズなどのホームセンターで購入することが可能です。
入院に関するその他の情報
まとめ
入院中の靴は、転倒などの事故を防ぐために適したものを選びたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。