「ブルーベリージャム」にカビが生えてしまうことがあります。
しかし、ブルーベリージャムにカビが生える原因がわからないと予防方法が講じにくいですよね。
また、ブルーベリージャムにカビが生えても食べられるのかも気になるところです。
そこで今回の記事では、
- ブルーベリージャムにカビが生える原因とは?
- ブルーベリージャムのカビ予防方法とは?
- ブルーベリージャムにカビが生えても食べられる?
これらの情報をまとめてみました。
ブルーベリージャムにカビが生える原因とは?
カビは、「湿気」・「温度」・「栄養」・「酸素」の4つの条件を満たすと爆発的に増殖します。
例えば、夏のように高温多湿の環境で、ホコリ・髪の毛・石鹸カスなどの栄養が存在する場所だとあっという間にカビが生えてきます。
栄養という観点から考えると、ジャムには果物の糖分が大量に存在するのでカビが発生しやすい食品だと言えます。
ちなみに、「ジャムは瓶に入っているから関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、空気中には人間には見えないカビ菌が漂っていることが問題となります。
つまり、ジャムを使用するために瓶の蓋を開けると、その時にカビ菌が瓶内部に入ってしまう恐れがあるわけですね。
その他にも、蓋を開けっ放しにしておいたり、開けたまま保存してしまうと、カビ菌が入り込む確率が高くなります。
また、一度口にしたスプーンなどをジャムに接触させると、その菌からジャムがダメになってしまうこともあります。
そのため、食事をする食器と、ジャムを取り出す食器はそれぞれ分けて使うことをおすすめします。
ブルーベリージャムのカビ予防方法とは?
ブルーベリージャムのカビ予防方法としては、以下のようなものが挙げられます。
2・蓋を開けっ放しにしない
3・開封後は必ず冷蔵庫に入れる
4・ジャムをすくう時は清潔なスプーンを使う
以上です。
1番目の「早めに使い切る」はそのままですね。
ジャムは日持ちする食品ですが、カビの予防を考えると早めに使い切ることが大切です。
ジャムを長期間放置することは、そのままカビの発生確率を上げることに直結してしまいますからね。
また、2番目の「蓋を開けっ放しにしない」も同様の理由です。
瓶の蓋を開けっ放しにしていると、カビ菌がジャムにどんどん付着してしまうことになるからです。
ホコリなどの汚れもジャムに付着してしまうため、単純に不衛生になってしまいます。
そのため、ジャムの瓶の蓋はしっかりと密封するようにしましょう。
3番目の「開封後は必ず冷蔵庫に入れる」とは、カビの発生条件の1つである温度が関係しています。
一般的に、カビの最適温度は20℃前後であるため、ジャムを常温保存するとそれだけでカビが発生しやすくなってしまいます。
もちろん、冷蔵庫の中でもカビは徐々に増殖するのですが、常温保存の場合に比べると、そのスピードは非常に緩やかです。
多くの場合、カビが目に見えるような大量発生をする前に、ジャムを食べきることができるでしょう。
ただ、製品によっては常温保存ができたり、必ず冷蔵庫へと記載されているものがあるので、製品に記載されている情報をしっかりと確認することが重要になります。
最後の「ジャムをすくう時は清潔なスプーンを使う」はそのままですね。
一度口にしたスプーンなどでジャムの瓶に触れてしまうと、その菌からジャムにカビが生えて駄目になってしまうことがあります。
そのため、開封後は綺麗なスプーンでジャムをすくい、食事に使用する食器とは分けておくようにしましょう。
ブルーベリージャムにカビが生えても食べられる?
結論から言えば、ブルーベリージャムにカビが生えても、カビがある部分をごっそり取り除くことができれば食べることができます。
ただ、カビを上手に取り除いても、体調を崩したという例は少数ですが存在することに注意をしてください。
とくに、夏場は食中毒なども怖いので、カビの被害を回避するために食べないという選択肢も考えておきましょう。
あるいは、ジャムをしっかりと加熱してから食べるといった工夫をしておくと良いでしょう。
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まとめ
カビは、「湿気」・「温度」・「栄養」・「酸素」の4つの条件を満たすと爆発的に増殖します。
ジャムには果物の糖分が大量に存在するのでカビが発生しやすい食品だと言えます。
また、ブルーベリージャムのカビ予防方法としては、以下のようなものが挙げられます。
2・蓋を開けっ放しにしない
3・開封後は必ず冷蔵庫に入れる
4・ジャムをすくう時は清潔なスプーンを使う
以上です。
最後に、ブルーベリージャムにカビが生えても、カビがある部分をごっそり取り除くことができれば食べることができます。
ただし、カビによる食中毒などの危険は完全にゼロにならないので、食べる場合にはリスクがあることを理解しておきましょう。