「ブルーベリー」は小さくて食べやすく、目にも良いとされる果物です。
そんなブルーベリーですが、食べ過ぎても大丈夫なのか、気になりますよね。
また、ブルーベリーの1日の摂取量も知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- ブルーベリーを食べ過ぎるとどうなる?
- ブルーベリーの1日の摂取量とは?
これらの情報をまとめてみました。
ブルーベリーを食べ過ぎるとどうなる?
ブルーベリーの食べ過ぎは様々な悪影響を身体に及ぼす可能性があります。
例えば、ブルーベリーには水分を吸収して肥大化し、腸のぜんどう運動を活発にする不溶性食物繊維が含まれています。
通常であれば、腸内環境を整えることで便秘予防などの効果が期待できるのですが、ブルーベリーを食べ過ぎてしまうと、逆に便秘がひどくなってしまう可能性があります。
これは、ブルーベリーが水分を吸収して肥大化するという性質がある影響によるもので、便のかさ増しと、水分が腸に吸収されることでさらに硬くなってしまう事態となります。
その結果、便が硬くなることで排出するのが困難になり、便秘の悪化に繋がるわけですね。
それ以外では、ブルーベリーの食物繊維によって消化不良が発生することも懸念されます。
また、アレルギーが問題となる可能性があります。
ブルーベリーそのものにアレルゲンはないとされていますが、すでに果物アレルギーを持っている方は注意をしておきましょう。
例えば、ブルーベリーを食べすぎると口の中の痒みや違和感が出る可能性があります。
そういった異常が発生した時は、それ以上ブルーベリーを食べることはやめておきましょう。
最後に、妊婦の方がブルーベリーを食べ過ぎると、お腹の赤ちゃんへの悪影響が懸念されます。
ブルーベリーにはアントシアニンなどのポリフェノールが含まれているのですが、これらを多く含む健康食品を過剰に摂取すると、お腹の赤ちゃんが動脈管早期収縮という病気をおこす可能性があります。
特に、妊娠後期にはアントシアニンのサプリメントやその他のポリフェノールを摂り過ぎないようにしましょう。
これらのポリフェノールはブルーベリー以外の食品、例えば、プルーンやルイボスティーなどにも含まれているので注意をしておきましょう。
ブルーベリーの1日の摂取量とは?
結論から言えば、ブルーベリーの1日の摂取量は「200グラム程度」だとされています。
農林水産省の「食事バランスガイド」によれば、1日の果物の摂取目安量は200グラムだとされています。
そのため、ブルーベリーも200グラムを目安とすると良いでしょう。
ただ、ブルーベリーの200グラムはかなりの数になります。
具体的には、ブルーベリーは10粒で約20グラム程度になるので、単純に考えて100粒以上になります。
実際にはそれだけのブルーベリーを1日で食べることはまずないかと思いますので、前章にあるような食べ過ぎに気をつけておく程度で良いかと思います。
また、ブルーベリー以外の果物と組み合わせると効率的に栄養を摂取できるのでおすすめです。
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まとめ
ブルーベリーの食べ過ぎは様々な悪影響を身体に及ぼす可能性があります。
具体的には、便秘の発生・悪化や消化不良などが挙げられます。
さらに、妊婦の方がブルーベリーを食べ過ぎると、お腹の赤ちゃんへの悪影響が懸念されるので注意をしておきましょう。
また、ブルーベリーの1日の摂取量は「200グラム程度」だとされています。
この量をブルーベリーだけで接種するのは大変なので、ブルーベリー以外の果物と組み合わせると効率的に栄養を摂取できるのでおすすめです。