「トコジラミ」による被害が拡大しています。
そんなトコジラミですが、ダンボールにトコジラミが隠れているという話を聞くことがありますよね。
しかし、トコジラミ対策でダンボールをどうすれば良いのか、ダンボールのどこにいるのかなどがわからないと対処が難しいかと思います。
そこで今回の記事では、
- トコジラミ対策ではダンボールが重要!
- トコジラミはダンボールのどこにいる?
- トコジラミ対策のダンボールの開け方とは?
これらの情報をまとめてみました。
トコジラミ対策ではダンボールが重要!
トコジラミが住み着く場所としてはマットレスやカーペット、カーテンやタンスなどがまず挙げられますが、ダンボールもトコジラミの住処となる可能性があります。
トコジラミは夜行性の害虫であるため、日中は家の中にある隙間に隠れています。
基本的に人が寝静まった深夜に吸血を行い、人間が寝る場所周辺の狭くて暗く、安定して温かい場所に戻って隠れます。
そして、ダンボールはトコジラミが入ることができる隙間があり、暗所かつ安定して温かい場所という条件を満たすため、絶好の住処となってしまうわけですね。
また、現代日本においてダンボールは通販に必須のアイテムとなっていることも問題となります。
知っての通り、通販で商品を注文するとダンボールに入った状態で届くことになるのですが、この状態の商品は複数の荷物集積所を経由してトラックで運ばれてきます。
そのため、商品をダンボールに詰め込む段階はもちろん、輸送中に隣のダンボールからトコジラミが移ってくることも考えられます。
商品が傷つかないようにする役割がある緩衝材も同様ですね。
トコジラミは飢餓に強く、「非常に多くの環境下でも」生存可能な強力な害虫であるため、このように複数の場所をはしごしてダンボールにくっついてくるといった事態が起こりえます。
トコジラミはダンボールのどこにいる?
トコジラミはダンボールのどこにいるのかと言うと、ダンボールにある隙間の中になります。
ダンボールの断面部分を見てもらうとわかるかと思いますが、ダンボールは複数の紙を重ね合わせて作られています。
とくに、中央部分には波打つ形状の紙が挟まっており、これがトコジラミが入り込む隙間を作っているわけですね。
さらに問題なのは、トコジラミが日中にダンボールの表面部分に現れることはまずないということです。
前章にもあるようにトコジラミは夜行性の害虫であるため、日中は隠れて人の目につかない可能性が高いです。
つまり、トコジラミを直接見て存在を確認するという方法が難しいです。
そのため、そういった場合はトコジラミのフン(血糞)をチェックするようにしましょう。
トコジラミは吸血する血液の量が凄まじく、トコジラミ自身の体重の3~6倍もの血液を摂取します。
必然的に吸血した血液によって身体がとても大きくなるため、元いた狭い隙間へ侵入できず、その入口附近で体内の水分をフン(血糞)として排出する習性があります。
もしも、ダンボール周辺に黒褐色の多数の点々が見られる場合は、その周辺でトコジラミが繁殖している可能性を疑った方が良いでしょう。
トコジラミ対策のダンボールの開け方とは?
トコジラミ対策のダンボールの開け方としては、「屋外でダンボールを開ける」ことが基本となります。
前章にもあるように、トコジラミはダンボールの隙間や折り目に隠れることが多いです。
そこで、通販の荷物は屋外で開けて、商品である中身を確認した後はすぐにダンボールと梱包材を密封して捨てるようにしましょう。
荷物が届いたらすぐに隙間や折り目を注意深く観察して、トコジラミがいるかをチェックする習慣を作っておくと良いでしょう。
また、届いた荷物が衣類などの場合は、すぐに洗濯するなどして対処をしておきましょう。
中古の家具の場合は、家具の表面などにある隙間や亀裂、引き出しの隅や裏側などをチェックするようにしましょう。
トコジラミに関するその他の情報
トコジラミがマンションに出た時の対処方法とは?隣室は?バルサンは使える?
トコジラミを旅行先で対策する方法とは?持ち帰らないやり方や旅行後は?
まとめ
トコジラミが住み着く場所としてはマットレスやカーペット、カーテンやタンスなどがまず挙げられますが、ダンボールもトコジラミの住処となる可能性があります。
トコジラミは夜行性の害虫であるため、日中は家の中にある隙間に隠れています。
基本的に人が寝静まった深夜に吸血を行い、人間が寝る場所周辺の狭くて暗く、安定して温かい場所に戻って隠れます。
そして、ダンボールはトコジラミが入ることができる隙間があり、暗所かつ安定して温かい場所という条件を満たすため、絶好の住処となってしまうわけですね。
トコジラミはダンボールのどこにいるのかと言うと、ダンボールにある隙間の中になります。
ダンボールの断面部分を見てもらうとわかるかと思いますが、ダンボールは複数の紙を重ね合わせて作られています。
とくに、中央部分には波打つ形状の紙が挟まっており、これがトコジラミが入り込む隙間を作っているわけですね。
また、トコジラミ対策のダンボールの開け方としては、「屋外でダンボールを開ける」ことが基本となります。
前章にもあるように、トコジラミはダンボールの隙間や折り目に隠れることが多いです。
そこで、通販の荷物は屋外で開けて、商品である中身を確認した後はすぐにダンボールと梱包材を密封して捨てるようにしましょう。
荷物が届いたらすぐに隙間や折り目を注意深く観察して、トコジラミがいるかをチェックする習慣を作っておくと良いでしょう。