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OS入りHDDのデータ移行方法とは?認識しない時の対処方法と?

記憶媒体の交換などで「OS入りHDD」を丸ごとデータ移行したい時がありますよね。

しかし、ただデータをコピーするだけならともかく、OSを含めてのデータ移行だとどうすれば良いのかわからないかと思います。

また、OS入りHDDを認識しない時の対処方法も知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • OS入りHDDのデータ移行方法とは?
  • OS入りHDDを認識しない時の対処方法とは?

これらの情報をまとめてみました。

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OS入りHDDのデータ移行方法とは?

結論から言えば、OS入りHDDのデータ移行には何らかのバックアップ・復元ソフトの使用がおすすめです。

「4DDiG Disk Copy」や「AOMEI Backupper Professional」が有力でしょう。

OSやデータのクローン作成(コピーのこと)が簡単に行えるほか、下記の問題を解決しやすくなるためです。

つまり、OS入りHDDのデータ移行を行う場合にはいくつか注意すべきポイントがあるためですね。

具体的には、

1・ハードウェアの互換性
2・ライセンスの問題
3・起動ドライブの設定

以上です。

1番目の「ハードウェアの互換性」とは、そのパソコンのハードウェア構成に関係しています。

OS(特にWindows)は、インストール時にそのパソコンのハードウェア構成に基づいて設定されており、コピーしたOS入りHDDを別のパソコンに繋いでも正常に動作しない可能性があります。

具体的には、異なるマザーボードやドライバの不一致などが挙げられます。

また、各ハードウェアに対するドライバの再インストールが必要になることも考えられます。


2番目の「ライセンスの問題」とは、Windowsのライセンスは通常、インストールしたパソコンに紐づけられています。

そのため、コピーしたOS入りHDDを別のパソコンで使用すると、ライセンスが正常に認識されず、ライセンス認証が無効になる可能性があります。

これは3番目の「起動ドライブの設定」も同じで、BIOSで起動ドライブを新しいHDDに設定してあげる必要があります。


OS入りHDDのデータ移行方法を行う場合、最低でも上記3つの問題を解決する必要があるわけですね。

まず、ハードウェアの互換性ですが、上記にある「4DDiG Disk Copy」や「AOMEI Backupper Professional」なら、クローンしたHDDのドライバやハードウェア設定を新しいパソコンに合わせることができます。

これらのソフトを使えば、そっくりそのままHDDの中身をクローン作成してコピーできるからですね。

また、「起動ドライブの設定」として、BIOSで起動ドライブを新しいHDDに設定してあげましょう。

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新しいパソコンのBIOS(またはUEFI)設定を確認し、起動順序が正しく設定されていることを確認します。

BIOSの起動方法は、メーカーによって異なるので、パソコンに付属している説明書などを確認するようにしてください。

このタイミングで起動ドライブを新しいHDDに変更する必要もあります。

やり方は簡単で、矢印キーで「Boot」タブに移動し、クローンしたHDDをリストの一番上に移動させて最初に起動するドライブとして設定します。

その後、変更した設定を「F10」キーを押して保存すれば大丈夫です。

あるいは、手間ではありますが、新しいHDDへ最初にOSをインストールしてからデータのみを移行する方が簡単である場合もあります。

適宜どちらがやりやすいかを考えて作業の計画を立てると良いでしょう。


次のライセンスの問題に関しては、OSが新しいHDD、つまりパソコン側で認証されない場合はライセンスの再認証を行う必要があります。

Windows 11の場合、Microsoftアカウントでサインインしていれば再認証が自動的に行われる可能性があるので、まずはこれを試してみることをおすすめします。

できない場合は、残念ながらライセンスの再購入を考える必要があるでしょう。

OS入りHDDを認識しない時の対処方法とは?

OS入りHDDを認識しない時の対処方法としては、前章にあるハードウェアの互換性や起動ドライブの設定をチェックしましょう。

可能性としては、まずこれらが問題となっていることが多いです。

次に、新しいHDDがパソコンに内蔵するタイプである場合、HDDに繋がっているケーブルの接続を確認しましょう。

単純に接続するケーブルが間違っていたり、接触不良を起こしている可能性があります。

4DDiG Disk Copy

AOMEI Backupper Professional

まとめ

OS入りHDDのデータ移行には何らかのバックアップ・復元ソフトの使用がおすすめです。

「4DDiG Disk Copy」や「AOMEI Backupper Professional」が有力でしょう。

また、OS入りHDDのデータ移行を行う場合にはいくつか注意すべきポイントがあります。

具体的には、

1・ハードウェアの互換性
2・ライセンスの問題
3・起動ドライブの設定

以上です。

HDDのクローン作成を行えるソフトや、新しいパソコンのBIOSで対処すると良いでしょう。

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