「インフルエンザ」は高熱や激しい関節の痛みなどの症状をもたらす怖い病気です。
インフルエンザになってしまうと、出勤することができなくなるので仕事が遅れてしまう可能性があります。
疾患することがないように、インフルエンザの予防接種を受ける方が多いと思いますが、「予防接種の接種箇所が腫れる」ことがあります。
何故インフルエンザの予防接種箇所が腫れるのか、また、腫れた場合の具体的な対処方法などを知っておきたいですよね。
そこで今回の記事では、
- インフルエンザの予防接種で腫れる原因はこれ!
- インフルエンザの予防接種で腫れた時の対処方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
インフルエンザの予防接種で腫れる原因はこれ!
インフルエンザの予防接種で腫れる原因は様々なものが考えられます。
そもそも、インフルエンザワクチンに限らず、ワクチンはその病気の原因となる病原体から作られています。
もちろん、通常の感染(自然感染)のように実際にその病気を発症させるわけではなく、病原体の毒性を弱めたり、無毒化したりした上で人体に投与します。
そして当然ですが、ワクチンの仕組み上、病原体という異物が身体に侵入してくるわけですから、侵入者に対して免疫が働き抗体が作られます。
その際に、予防接種を受けた部分に局所的な腫れや赤みが出ることがあります。
また、インフルエンザワクチンによる予防接種を受ける人が「卵アレルギー」であった場合も腫れることがあります。
というのも、インフルエンザワクチンは、作られる過程において鶏卵を使用しているからですね。
そのため、卵アレルギーがある人の場合、副作用反応として腫れや赤みが現れる可能性があります。
最後に、「体調不良」が腫れる原因として挙げられます。
睡眠不足や披露などにより体調が悪い状態だと、身体を守る免疫機能が低下するため、ワクチンの成分に反応して腫れが現れる場合があるからです。
しかし、このようなインフルエンザの予防接種で腫れる条件を満たしていても、腫れないケースもあります。
例えば、卵アレルギーの人が予防接種を受けたとしても、必ず腫れが現れるわけではありません。
インフルエンザの予防接種で腫れた時の対処方法とは?
インフルエンザの予防接種を受けた場所が腫れた場合、濡れタオルや保冷剤をタオルで包んだものなどを使って冷やすことが効果的です。
腫れる以外にもかゆみなどの症状が現れることがありますが、接種部位を擦ることはせずに清潔に保ちましょう。
そのほか、インフルエンザの予防接種を受けた当日に激しい運動をするのはやめてください。
基本的に、インフルエンザの予防接種で腫れた部位は、ほとんどの場合2~3日で自然に治癒します。
ただ、ワクチン接種後に下記のような症状が現れた場合は危険です。
2・強烈な痛みが現れる
3・発熱や悪寒、呼吸困難
4・手足のしびれ
このような症状が現れたときには、すぐに病院を受診して医師に対処してもらうようにしてください。
生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
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まとめ
インフルエンザは激しい症状が現れる怖い病気です。
そのインフルエンザを予防するために、ワクチンを摂取することは非常に効果的です。
その際に発生する接種部位の腫れの対処に、この記事がお役に立てれば幸いです。