「落雷」があった後、インターフォンが動作しないという経験をした方は多いのではないでしょうか?
最近の日本ではゲリラ豪雨などにより、落雷による悪影響が大きくなっていますからね。
しかし、落雷でインターフォンが故障しても、修理方法などがわからないと困ってしまいます。
そこで今回の記事では、
- 落雷でインターホンが故障する!?
- インターホンが落雷で故障した時の修理方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
落雷でインターホンが故障する!?
落雷でインターホンが故障することは十分に起こり得ます。
落雷が自宅へ直撃した場合はもちろん、近くに落ちた場合でも同様です。
これはどういうことかと言うと、「雷サージ(かみなりサージ、らいサージ)」と呼ばれる現象によるものです。
「雷サージ(かみなりサージ、らいサージ)」とは、落雷発生時に、電線などの高い所にあるものに瞬間的に生じる「有害な過電圧や過電流」のことを指しています。
そして、この雷サージには、大きく分けて3種類のものがあり、
2・誘導雷……落雷発生時に、周辺にある電線・電話線・アンテナなどに発生する大きな電圧が誘導電流を起こすことで生じる
3・逆流雷(侵入雷)……避雷針や地面などへの直撃雷が地面を伝い、アース線から建物へと逆流すること
以上のような特徴があります。
この中でも2番目の「誘導雷」がインターホンの故障原因となることが多いです。
例えば、雷が電柱やアンテナなどに落ちると、通信用のケーブル・電話線・地面に埋設されている配管などを伝って電気が侵入し、一時的に高電圧状態となりインターホンが故障するわけですね。
また、これはインターホン以外のテレビや冷蔵庫といった家電製品にも同様のことが発生する可能性があります。
そのため、場合によっては自宅にある家電製品が複数故障することもが考えられます。
インターホンが落雷で故障した時の修理方法とは?
インターホンが落雷で故障した時、なんとか自力で修理ができないかを考える方がいらっしゃるかと思います。
しかし、インターホンの修理を素人が行うことはおすすめできません。
というのも、インターホンに不具合が起こった時の確認や交換に電気工事の資格が必要になるからです。
そのため、インターホン修理の業者に依頼することが無難であるからですね。
ただ、インターホン修理を業者に依頼した場合には、相応の修理費用が発生します。
業者やインターホンの故障の度合いにもよりますが、おおよそ5,000円から15,000円が相場だとされています。
また、雷によるインターホンの故障は火災保険が適応されます。
インターホンは建物の付属設備とみなされるため、火災保険の適用対象となるわけですね。
ただ、保険会社やご加入の保険内容によって補償内容が異なる可能性があります。
そのため、保険会社に電話相談をしたり、契約書を確認するようにしてください。
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まとめ
落雷によってインターホンが故障してしまうと、本当に困ってしまいますよね。
そのような状態を解決するために、この記事がお役に立てれば幸いです。