「落雷」が家に直撃した!?
こういった話を聞くことがあるかと思います。
落雷は家電製品の故障をはじめ、火災などの原因となることがある怖い災害です。
しかし、落雷が本当に家に直撃するのか?
そして、もしそうであるのなら、落雷から家を守る方法を知っておきたいところですよね。
そこで今回の記事では、
- 落雷が家に直撃することがある!?
- 落雷から家を守るための対策方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
落雷が家に直撃することがある!?
結論から言えば、落雷が家に直撃することは起こり得ます。
例えば、落雷によって家が火事になるといった事件は少ないながらも存在します。
その他にも、火災にまで至らなくても、雷が落ちた家屋の外壁が破損したり、ブレーカーが壊れるなどの被害が生じる可能性が高いです。
あるいは、木造家屋などの場合は、家屋の壁面を落雷電流がながれることがあるため、 壁に接触していると感電する危険もあります。
また、落雷発生時にコンセントに繋いでいた家電製品が故障することは有名ですね。
これは、「雷サージ(かみなりサージ、らいサージ)」と呼ばれる現象によるものです。
「雷サージ(かみなりサージ、らいサージ)」とは、落雷発生時に、電線などの高い所にあるものに瞬間的に生じる「有害な過電圧や過電流」のことを指しています。
そして、この雷サージには、大きく分けて3種類のものがあり、
2・誘導雷……落雷発生時に、周辺にある電線・電話線・アンテナなどに発生する大きな電圧が誘導電流を起こすことで生じる
3・逆流雷(侵入雷)……避雷針や地面などへの直撃雷が地面を伝い、アース線から建物へと逆流すること
以上のような特徴があります。
この中でも、誘導雷は広範囲に被害をもたらすことが多いため、非常に厄介です。
よく聞く、「雷が鳴り始めたら、家電製品のスイッチをオフにして、コンセントを抜く」というのは、誘導雷から家電製品を守るための方法です。
落雷から家を守るための対策方法とは?
落雷から家を守るための対策方法としては、避雷針(誘雷針のこと)を利用することが効果的です。
例えば、新宿のような高層ビルの場合、高さ20メートル以上の建物には避雷針をつける事が義務付けられています。
個人住宅でも、自宅よりも高い避雷針を庭などに設置することで、落雷から自宅を守ることが出来る可能性があります。
ただし、雷は必ずしも避雷針へと落ちるわけではないことには注意をしておきましょう。
また、雷対策は施設全体で考え、建物の立地や電気配線など、様々な条件によって対策方法が異なります。
そのため、知識がない素人が勝手に判断する前に、専門家に相談するなどして情報収集を必ず行うようにしてください。
自宅の改装などは非常にお金がかかることですし、やり直しが効かないことが多いですからね。
ちなみに、誘導雷の場合は、雷サージ対策製品を使用することで被害を抑えることが可能です。
電源タップなどには、雷サージ対策効果があるものが販売されていますし、非雷サージ対策製品を比較しても値段は大きな差はありません。
雷サージ対策効果がある電源タップなどであれば、自宅の改装などよりもはるかに少ない費用で対策を講じることもできますからね。
そのため、まずはこういった費用があまりかからないところから対策を施していくと良いかと思います。
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まとめ
落雷は本当に怖い災害ですよね。
その落雷から財産を守るために、この記事がお役に立てれば幸いです。