いつ発生するかわからない大地震。
恐ろしい災害である地震ですが、だからこそ日頃からの対策や準備が重要になります。
しかし、地震対策に何をすれば良いのかわからず、悩んでしまう人は多いでしょう。
あるいは、各ご家庭で出来るおすすめの地震対策方法を知っておきたいですよね。
そこで今回の記事では、地震対策で家庭で出来るおすすめの方法について、お伝えさせていただきます。
地震対策で家庭で出来るおすすめの方法はこれ!
1・家の中に安全なスペースを作っておく
地震による揺れで家具が倒れたりすると、それが原因で怪我をすることがあります。
あるいは、ガラスが飛散するとただ歩くだけでも危険ですよね。
そこで重要になるのが「家の中に、家具のない安全なスペースを確保する」ことになります。
家の中に部屋が複数ある場合は、この安全なスペースを作りやすいのでおすすめです。
また、人の出入りが少ない部屋に家具を集中して配置するなどの方法も効果的です。
2・出入り口や通路には物を置かない
地震の揺れによって家具が倒れてしまうと、それによって出入り口が塞がれて閉じ込められる危険性があります。
小さな机程度のものなら自力で動かせるかもしれませんが、大きな本棚などがドアを塞ぐように倒れると自力での脱出が困難になってしまいます。
この状態で火事などの二次災害が発生すると致命的ですからね。
そのため、出入り口となる扉などの近くには、家具や物を置かないようにしましょう。
また、廊下のような通路上に大量の物があると、スムーズに移動ができなくなるためこれも危険です。
普段の生活の中で、こういった場所にある荷物や家具を動かして整理しておくと地震が起こった時に備えることが出来ます。
3・寝室に大きな家具を置かない
地震は夜寝ている時にも発生します。
そういった時に、自分が寝ている場所へ家具が倒れてくると大怪我をしてしまうことがあります。
そうでなくても、家具の下敷きになって身動きが取れなくなるといった可能性は高いですからね。
そのため、寝室には本棚などの大型の家具は置かないようにしましょう。
また、高齢者や病人など、日常での移動に問題がある方の場合は死活問題となることに注意してください。
4・家具の転倒や落下を防止する
地震の揺れによる家具の転倒や落下は非常に危険です。
人間が下敷きになることはもちろん、出入り口などを塞いでしまうことも考えられますからね。
そういった事態を防ぐためには、
2・本棚などはブックエンドで固定するなどして隙間を作らない
3・家具の下部前方に板などを差し込み、壁側へもたれるようにする
4・金具を使い、天井や壁と家具を固定する
以上になります。
ちなみに、本棚のような重量のある家具のほか、吊り下げ式の照明器具なども固定しておくと安全ですね。
5・避難場所や避難経路
大地震などの災害が発生した場合、安全な避難場所の位置とそこまでの避難経路を把握していることが重要になります。
これらがしっかりしていると、安全で素早い移動が可能になりますからね。
そのため、お住まいの自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから、防災マップやハザードマップをあらかじめ入手しおき、避難場所・避難経路をしっかりと確認しておきましょう。
国土交通省ハザードマップポータルサイトは以下のリンクから移動できます。
国土交通省ハザードマップポータルサイト
6・備蓄品や非常持出品を用意する
地震の規模にもよりますが、長期間に渡り普段通りの生活ができなくなる可能性があります。
そのため、数日間生活出来るだけの備蓄品や非常持出品を用意しておきましょう。
支援物資が届くまでの最低限3日程度の水や食料が目安となります。
ちなみに、具体的な備蓄品や非常持出品としては、
2・懐中電灯
3・医療救急用品
4・衛生用品
5・携帯電話充電器・や予備バッテリー
6・日用品
7・貴重品
以上のものを用意しておくと良いでしょう。
また、別の記事にくわしい内容を書いているので、是非参考にしてください。
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お墓の地震対策はこの方法でする!おすすめのやり方をくわしく紹介
まとめ
地震は本当に恐ろしい災害です。
そんな地震への対策のために、この記事がお役に立てれば幸いです。