「梅雨」になると倦怠感が酷くなり辛い思いをする方は多いのではないでしょうか?
この梅雨の倦怠感ですが、何か原因があるのであれば、事前に対策を講じて予防したいですよね。
梅雨の季節を快適に過ごすためにも、しっかりとした対策方法を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 梅雨の倦怠感の原因はこれ!
- 梅雨の倦怠感への対策方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
梅雨の倦怠感の原因はこれ!
1・気圧の変化
梅雨の時期になると、長期間に渡り低気圧の日が続くことになります。
低気圧の影響を受けると、体内の水分バランスが乱れやすくなるため、余分な水分を溜め込んでしまうことが倦怠感に繋がります。
余分な水分は自律神経の乱れを引き起こすなどの悪影響ももたらします。
その結果、倦怠感以外にも、頭痛・食欲不振・胃腸の不調などの症状が現れる可能性も考えられます。
2・水毒
水毒とは、水分が身体の中に必要以上に溜まってしまうことで引き起こされる不調のことです。
水分代謝が悪くなると余分な水分が排出できなくなり、だるさや疲労感、冷えなどの症状が現れます。
梅雨の季節に足のむくみや喉の渇きやすさを感じる場合は、この水毒を警戒した方が良いでしょう。
また、水を大量に飲むことで胃腸が冷えてしまうため、それによる食欲不振などが発生するといった悪循環も懸念されます。
3・副交感神経が活発になっている
自律神経には、身体を活動的にする交感神経と、身体を休ませようとする副交感神経の2つが存在します。
通常は、この2つの自律神経が生活リズムに合わせてバランスを取っているのですが、梅雨の低気圧の影響を受けると副交感神経が優位になることがあります。
その結果、本来は交感神経が優位になるべき日中において、副交感神経の方が優位になってしまうために倦怠感や眠気に襲われるといった症状が現れるわけです。
4・胃腸を弱らせている
上記にあるように、水を大量に飲むことは胃腸を弱らせる原因となります。
それ以外にも、アイスクリームや刺し身、生野菜などのように、胃腸を冷やす食べ物を頻繁に食べることも同様です。
ジメジメと嫌な梅雨の季節は、冷たい食べ物が欲しくなりますが、これらを大量に摂取することは倦怠感や自律神経の乱れに繋がる危険があるので注意をしてください。
梅雨の倦怠感への対策方法とは?
1・食事で水分代謝を高める
前章にもあるように、梅雨時期の倦怠感の原因は「水毒」です。
そのため、身体の中の不要な水分を排出することを促せば、症状が改善されるというわけですね。
具体的には、ニラ、にんにく、ミョウガ、大葉、ネギや生姜などの香味野菜です。
香味野菜には、体温を上げて水分代謝を高めてくれる作用があるため、水毒の改善にはうってつけです。
毎日の献立に組み込みやすいのも素晴らしいですね。
2・適度に運動をする
水毒による代謝の低下を防ぐには、適度な運動が非常に効果的です。
毎日ランニングをするといった負担が大きいものでなくても、例えば、スクワットなどのように自宅で手軽にできる運動でも大丈夫です。
そのため、意識して自宅内で運動をするだけでも、梅雨の倦怠感を大きく改善できるでしょう。
注意点としては、運動不足の状態から、いきなり大量の運動をすることは身体へ大きな負担となることです。
怪我の原因にもなるため、まずはスクワットを1日10回のように、軽い運動から始めると良いでしょう。
3・規則正しい生活習慣を身につける
就寝時間などが不安定だと、身体に蓄積された疲労が解消されにくくなります。
胃腸などの不調にも繋がるため、規則正しい生活習慣を身につけることが重要です。
夜遅くまでスマホなどを操作している場合は、意識して早めに就寝することをおすすめします。
また、ゆったりと入浴して身体を温めることで自律神経を整え、身体を休ませる状態にすることも効果的ですね。
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まとめ
梅雨時期の倦怠感は本当に辛いですよね。
そのような状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。