「梅雨」の季節になると雨が降り続いて嫌になりますよね。
そんな梅雨ですが、いつからいつまで続くものなのか気になります。
また、梅雨の日数の平均や梅雨明けの定義なども知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 梅雨はいつからいつまで続くものなのか?
- 梅雨の日数の平均とは?
- 梅雨入りと梅雨明けの定義とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
梅雨はいつからいつまで続くものなのか?
梅雨はいつからいつまで続くものなのかというと、地域によって微妙に差があります。
例えば、沖縄は5月9日頃から梅雨入りすることが多いのですが、東北地方は6月中旬頃からの梅雨入りが多いようです。
そのため、自分が住んでいる場所が何処なのかを把握して、その地域が梅雨入り・梅雨明けをする時期を調べるという形になるかと思います。
そして、例年の梅雨の期間は以下のようになります。
2・奄美……5月11日~6月29日ごろ
3・九州南部……5月31日ごろ~7月14日ごろ
4・九州北部……6月5日ごろ~7月19日ごろ
5・四国……6月5日ごろ~7月18日ごろ
6・中国……6月7日ごろ~7月21日ごろ
7・近畿……6月8日ごろ~7月21日ごろ
8・東海……6月8日ごろ~7月21日ごろ
9・関東甲信……6月8日ごろ~7月21日ごろ
10・北陸……6月12日ごろ~7月24日ごろ
11・東北南部……6月12日ごろ~7月25日ごろ
12・東北北部……6月14日ごろ~7月28日ごろ
以上です。
梅雨の日数の平均とは?
梅雨の日数の平均は、前章における梅雨の期間の日数になります。
つまり、地域によって以下のような日数となるわけですね。
2・奄美……49日
3・九州南部……44日
4・九州北部……44日
5・四国……43日
6・中国……44日
7・近畿……43日
8・東海……43日
9・関東甲信……43日
10・北陸……42日
11・東北南部……43日
12・東北北部……44日
以上です。
日数だけ見ると、地域ごとの差はそこまで大きくはないようですね。
梅雨入りと梅雨明けの定義とは?
梅雨入りと梅雨明けの定義は、暫定的なものではありますが存在します。
それぞれ、以下のようなものとなっているようです。
今までの天候とその先一週間の予報をもとに、雨や曇りの日が多くなり始める頃を梅雨入りとする
具体例
1・晴天が2日以上続いた後、
2・梅雨前線の影響で、前日と本日が雨で、
3・さらにその後の週間天気予報が5日以上雨または曇り
梅雨前線が日本付近から消え、曇りや雨の日が多い梅雨の天候から、晴れて暑い夏の天候へと季節が変わる
具体例
1・雨が2日以上続いて降った後で梅雨前線が北上
2・前日と当日が晴れ
3・週間天気予報が5日以上晴または曇
ただ、梅雨入りと梅雨明けの判別は非常に難しいものだとされています。
というのも、通常の雨雲は1,00km範囲くらいの大きさが一般的ですが、梅雨で雨を降らす梅雨前線は100kmどの幅しかありません。
そのため、どこに梅雨前線がかかるかの判断が、気象庁のスーパーコンピューターを使っても予測が困難であるからですね。
さらに、高気圧の影響で梅雨前線の両側は晴れています。
これらのことから、梅雨入り・梅雨明けの判断は非常に難しいものとなっているわけです。
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まとめ
梅雨入りや梅雨明けの時期は気になるものです。
延々と雨が続くことは意外と辛いですからね。
この記事の情報で、梅雨入りや梅雨明けに関する疑問がスッキリと解決すれば幸いです。