「梅干し」は美味しい食べ物ですが、塩分過多になって身体に悪影響を与えてしまうのではないか気になります。
日常的に食べる梅干しだからこそ、しっかりとした情報を確認しておきたいところです。
また、梅干しの塩分を控えめにする方法もあると良いですよね。
そこで今回の記事では、
- 梅干しの塩分量はどれくらい?
- 梅干しの塩分を控えめにする方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
梅干しの塩分量はどれくらい?
製品によって差はありますが、一般的な梅干し1つには「おおよそ2~3グラムほどの塩」が含まれています。
日本人の平均的な1日の塩分摂取量(※)は男性が「10.9グラム」、女性が「9.3グラム」であるため、かなりの摂取量だと言えるでしょう。
梅干しは美味しい食べ物なので、毎食ごとに食べる人もいらっしゃるかもしれませんが、塩分の過剰摂取になる可能性が高いので注意をしてください。
もちろん、梅干しの塩分は3食の料理に使われている塩とは別のものとなるので、塩気が多い料理だとそのまま摂取量を超えることもあります。
※参照:厚生労働省 令和元年「国民健康・栄養調査」
梅干しの塩分を控えめにする方法とは?
梅干しの塩分を控えめにする方法には、いくつかのものが挙げられます。
具体的には、
2・水に浸けて塩抜きをする
3・料理の材料として梅干しを使う
以上です。
1つ目の「減塩表記のある梅干しを購入する」はそのままですね。
市販されている梅干しには、使用している塩の量を減らしたものがあります。
そういった製品には、ラベルなどに減塩表記がされているので、購入する際はこういった梅干しを選ぶようにすると良いでしょう。
2つ目の「水に浸けて塩抜きをする」とは、梅干しを水に浸けておくことで梅の塩分量を少なくするという方法です。
やり方はかんたんで、水を張ったボウルなどの中に梅干しを入れておくだけで大丈夫です。
この状態で1時間ほど放置しておけば、梅干しの塩分が水に溶け出して塩気を和らげることができます。
最後の「料理の材料として梅干しを使う」とは、何らかの料理を作る際の材料の1つとして梅干しを使うというやり方です。
こうすることで、料理に使う塩を梅干しの塩分で代用することができます。
例えば、きざんだ梅干しをキュウリ、トマトなどの野菜と一緒に混ぜてサラダとして食べるといった料理ですね。
その他にも、野菜炒めや炊き込みご飯、梅茶漬けなど様々な料理に使うことができます。
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まとめ
梅干しを食べる際は、塩分の摂取量に注意をして美味しく食べたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。