「梅干し」は美味しい食べ物ですが1日に何個も食べると健康への影響が心配ですよね。
とくに、妊婦さんの場合は赤ちゃんへの影響を考える必要があるため、くわしい情報を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 梅干は1日何個まで?
- 妊婦さんは梅干しを1日何個食べられる?
これらのことをお伝えさせていただきます。
梅干は1日何個まで?
結論から言えば、梅干しは「1日1個」までにしておくことがおすすめです。
というのも、梅干しにはその製造工程上多くの塩分が含まれているため、1日に何個も食べてしまうと塩分の摂取量が過多になってしまうからです。
一般的な梅干し1つには、おおよそ2~3グラムほどの塩が含まれています。
そして、日本人の平均的な1日の塩分摂取量(※)は男性が「10.9グラム」、女性が「9.3グラム」であるため、かなりの摂取量だと言えます。
塩分過多は様々な病気の原因となる可能性があるため、健康に良いとされる梅干しを食べて逆に健康を損ねてしまっては本末転倒です。
そのため、梅干しが健康に良いとは言え、1日の内に何個も食べないように気をつけておきましょう。
また、梅干しの塩分が気になるという場合は、商品に「減塩」の表示がある梅干しを食べることをおすすめします。
減塩の梅干しは、その通りに使用されている塩分量が少ないものだからですね。
※参照:厚生労働省 令和元年「国民健康・栄養調査」
妊婦さんは梅干しを1日何個食べられる?
妊婦さんは梅干しを1日何個食べられるのかと言うと、これも「1日1個」までにしておくことがおすすめです。
塩分は梅干しはもちろん、食事の料理にも含まれているからです。
前章にもあるように、一般的な梅干し1つには、おおよそ2~3グラムほどの塩が含まれているので、かなりの摂取量になります。
とくに、妊娠中は身体がむくみやすくなっているので、塩分の摂りすぎには注意したいですからね。
ちなみに、梅干しを食べる際は、2合の白飯に梅干しを1粒きざんだ物を混ぜ込むと梅風味のご飯に仕上げることができます。
つわりなどでご飯が食べにくい時は、おかゆに混ぜるという方法もあります。
ご飯以外では、梅干しと野菜を一緒に食べることもおすすめです。
大根・キャベツ・レタス・水菜・キュウリなど、梅干しは多くの野菜と相性が良いからですね。
また、注意点としては、梅干しを食べる際に添加物が入っていないかをチェックしましょう。
市販されている梅干しには、食べやすくするために添加物が入っていることがありますからね。
そのため、梅干しを購入する・食べる際は、昔ながらの天日干しをされている梅干しを選んで食べるようにしましょう。
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まとめ
妊婦さんが梅干しを食べる際は、塩分量や添加物などに注意をして食べたいですね。
健康を守るために、この記事がお役に立てれば幸いです。