12月以降の寒い季節になると「しもやけ」が辛いですよね。
「手足がかゆい!痛い!」と苦しむ方は多いのではないでしょうか?
そんなしもやけですが、快適に日常をおくるためにも何とかして予防と対策方法を講じたいところです。
そこで今回の記事では、しもやけの予防と対策方法について、お伝えさせていただきます。
しもやけになる原因とは?
「しもやけ」の原因は血行不良です。
冬の寒さによって手足の指先などが冷えるとその部分の血流が悪くなり、その結果、かゆみや痛みを伴って皮膚が赤くなったり腫れたりするわけです。
その他には、女性の方に多い傾向にありますが、窮屈な靴・つま先が尖った靴などを長時間履き続けることで足先の血行が悪くなり、しもやけになる可能性があります。
また、運動をすることで汗をかくと、気化冷却によりその部分が冷えることになるため、汗で濡れた衣類を着用し続けるとしもやけの原因となることがあります。
これは特に小さな子どもに多く、また、子どもは大人と比べると皮下脂肪が少ないため、大人よりも外気温の影響を受けやすいことに注意をしてあげてください。
同じ条件でも、大人よりも子どもはしもやけになりやすいからです。
ちなみに、しもやけが発生しやすい場所としては、身体の末端や風が当たりやすい場所が挙げられます。
具体的には、
2・かかと
3・耳
4・鼻のあたま
5・頬
以上のような場所がしもやけになりやすいですね。
そして、しもやけには主に2つのタイプがあります。
具体的には、
2・樽柿型(たるがきがた)……子どもによくみられ手足が真っ赤になり、熟れた柿のように患部が腫れる
以上です。
しもやけの予防と対策方法はこのやり方がおすすめ!
1・保温
しもやけを予防する上で重要なのが保温です。
前章にもあるように、しもやけは寒さによる血行不良が原因で発生するため、手足の指先などを保温して冷やさないことで、しもやけを予防することが出来ます。
厚手の手袋や靴下を着用したり、汗をかいたら新しい衣類に着替えたりですね。
また、入浴などでしっかりと身体を温め、身体の血行を良くすることもしもやけ予防に効果的です。
そして、寒暖差のあるところを行き来すると、しもやけになる可能性が高くなることに注意をしてあげてください。
早めの時期から身体の保温を意識しておくと良いでしょう。
2・身体を締め付ける衣類などは避ける
窮屈な靴やつま先が尖った靴などを長時間履き続けると、その部分の血行不良が引き起こされしもやけの原因となることがあります。
そのため、身体を強く締め付ける衣類や靴などを身に付けることは避けましょう。
衣類や靴は身に付けて身体の負担にならないものを選ぶと良いですね。
特に、靴は自分に合ったものを選ばないと、しもやけ以外にも様々なトラブルの原因となる可能性が高いです。
靴擦れや足の変形が発生する外反母趾(がいはんぼし)などは、重篤化すると非常に危険ですので注意をしてください。
3・市販薬を使用する
すでにしもやけが発生している場合は、市販薬を使用することで症状を改善出来る可能性があります。
しもやけによって皮膚に炎症が発生している場合は、炎症を抑える目的でステロイド外用剤を塗ると良いでしょう。
テロイド外用剤はしもやけのような皮膚炎などの肌トラブルに対し、すぐれた抗炎症作用を発揮してくれるからですね。
また、ビタミンEやヘパリン類似物質が配合されたクリームの使用もおすすめします。
ビタミンEやヘパリン類似物質が配合されたクリームは、身体の末端部分の血行不良を改善することが期待出来るからです。
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しもやけに関するその他の情報
まとめ
しもやけが手足の指先などに出来ると本当に辛いですよね。
そのような事態を防ぐために、この記事がお役に立てれば幸いです。