「梅雨」の時期になると気温が上がり、キッチンのゴミ箱の蓋を開けた時の悪臭が酷くなります。
場合によっては部屋の中に生ゴミの悪臭が漂うこともあるため、本当に辛いですよね。
しかし、梅雨になると生ゴミの臭いが何故酷くなるのか、よくわからないと思います。
生ゴミの悪臭を抑えたくても、原因がよくわからないと対策が講じにくいですよね。
そこで今回の記事では、
- 梅雨の生ゴミの臭いが酷い原因はこれ!
- 梅雨の生ゴミの臭いを抑える方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
梅雨の生ゴミの臭いが酷い原因はこれ!
梅雨の時期に生ゴミの臭いが酷くなる原因は「微生物」です。
生ゴミに付着している微生物は、生ゴミである残飯や野菜くずを分解する時に、酷い悪臭がするガスを発生させるからですね。
この微生物は水分がある場所を好み、生ゴミに含まれている水分によって活性化して、どんどん増殖していきます。
そして、梅雨の季節の湿度や温度も微生物の増殖を助けることになります。
その結果、時間が経てば経つほど生ゴミの臭いが酷くなっていくことになります。
例えば、三角コーナーに溜まっている野菜くずなどは、水分もたっぷりと含んでいるため、すぐに悪臭を放つようになります。
ちなみに、当たり前ですが、生ゴミの総量が多ければ多いほど微生物の数も増えるため臭いが酷くなります。
梅雨の生ゴミの臭いを抑える方法とは?
1・生ゴミの量を減らす
当然のことですが、美声粒の温床となる生ゴミの総量が減れば、悪臭を抑えることが出来るようになります。
三角コーナーにいつまでも野菜くずなどを放置せずに素早く処理して捨てる、生ゴミが出にくい献立を採用することなどが効果的です。
また、スーパーなどで食料品を購入する際は、野菜などを腐らせないよう早めに食べることも大切です。
食品の消費量に対して購入量が多すぎると、野菜などを腐らせてしまい、結果的に生ゴミが増えてしまうからですね。
悪臭の原因になりますし、経済的にも悪影響があるので、食品の購入は計画的に行うようにしましょう。
2・生ゴミの水分を減らす
生ゴミに含まれている水分が腐敗を促進させてしまうので、生ゴミの水分を減らすことが悪臭を抑えることに繋がります。
例えば、料理などで出た野菜くずなどの生ごみを、そのまま新聞に包んで捨てることが有名ですね。
こうする事で新聞紙が生ゴミの水分を吸収し腐りにくくなりますし、新聞紙に使われているインクが消臭効果を発揮します。
また、生ゴミから水分が取り除かれることは、微生物の繁殖を抑制することにもなるので、生ゴミの臭いを抑える方法としては非常に効果的だと言えるでしょう。
3・お酢とキッチンペーパーを使う
生ゴミを入れるゴミ袋の底にキッチンペーパーを敷いて、それに水で薄めたお酢を振りかけ染み込ませる方法で悪臭を抑えることが出来ます。
やり方は上記にあるものだけなので、各ご家庭ですぐに実践することが出来ます。
また、生ゴミを入れるゴミ袋の底だけでなく、ゴミ袋の中にある生ゴミにキッチンペーパーを被せて、そこへお酢を染み込ませるといったやり方もあります。
生ゴミの量が多くなっている状態であれば、こちらの方法も組み合わせると効果的ですね。
ちなみに、上記にある2つの方法と組み合わせることも出来ます。
自分の環境に合わせて、適宜方法を変えていくとよいでしょう。
4・生ゴミを冷凍庫で保管する
生ゴミの量が少量であれば、ビニール袋などに入れて冷凍庫で保管するという方法もあります。
例えば、生ゴミが野菜くずなどであれば、腐敗する前なら冷凍庫に入れても衛生上も問題になりませんしね。
後は、生ゴミを捨てる日に冷凍庫から取り出して、まとめて処分してしまえば大丈夫です。
ちなみに、筆者はエビの炒めものをした後に、取り除いた殻などを冷凍庫に入れて保管しています。
魚介類は臭いが酷くなりやすいですし、ゴミとしての量は大したことがないため、冷凍庫を利用する方法が有効です。
5・ニオイとり紙を使う
生ゴミに対して、消臭作用があるニオイとり紙を使う方法も効果的です。
箱ティッシュのように1枚ずつ「サッ」と取り出し、それをそのまま生ゴミが入っているゴミ袋などに入れておくだけでOKです。
また、湿気を取り除く効果もあるため、微生物の繁殖を抑えることも期待できます。
ちなみに、製品説明にもありますが、革靴やブーツなどの悪臭対策にも利用できるため、そういったものを使っているのであれば効率が良く臭い対策ができるでしょう。
梅雨に関するその他の情報
梅雨はいつからいつまで続くものなのか?日数の平均や梅雨明けの定義も紹介
梅雨の時のフローリングにカビが生える原因はこれ!除去方法も紹介
まとめ
梅雨の季節になると生ゴミの臭いが辛いですよね。
そんな状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。