甘くて美味しい「りんご」は多くの日本人に愛されている果物です。
そんなりんごですが、1日に何個まで食べられるのか気になることがあります。
健康に良いとされているりんごですが、さすがに食べ過ぎると身体に悪影響があるかもしれませんからね。
そこで今回の記事では、
- りんごは1日何個まで食べられる?
- りんごを食べ過ぎるとどうなる?
これらの情報をまとめてみました。
りんごは1日何個まで食べられる?
結論から言えば、1日に食べられるりんごの目安は中くらいのものの半分程度、重さで言うと約150グラムほどになります。
これは大人も子どもも変わりません。
ただ、りんごを使った加工品の場合は、この量から変化が生じます。
例えば、ドライフルーツにしたりんごを食べる場合は、30グラムほどが1日の摂取量の目安となります。
これは、加工することでりんごの水分が失われるため、りんごの糖質やエネルギー量を考えると、この程度の少量で通常のりんごと同じ摂取量になるからです。
また、りんごに豊富に含まれる栄養成分は加熱することで増減することがあります。
例えば、美肌や免疫力に対して良い効果がある「プロシアニジン」は、りんごの皮に多く含まれていますが熱に弱いのが特徴です。
逆に、食物繊維である「ペクチン」は、りんごを加熱することで抗酸化力が9倍に増える、という研究結果もあります。
そのため、りんごを食べる際は何を目的として食べるのかを考えて、生の状態で食べるのか、加工・調理したものを食べるのかを決めることをおすすめします。
りんごを食べ過ぎるとどうなる?
人間の身体に良い効果をもたらすりんごですが、食べ過ぎるとその限りではありません。
まず、りんごに限ったことではありませんが、一度に大量に食べることは消化不良を招く恐れがあります。
場合によっては、腹痛や下痢といった症状が現れることも考えられます。
りんごには大量の食物繊維が含まれているため、食べ過ぎにより急激に食物繊維の摂取量が増えることでこういった症状が現れることがあるわけですね。
また、摂取カロリーが問題となることがあります。
一般的にりんごのカロリーは、100グラムあたり皮なしで53kcal、皮付きで56kcalとなっています。
もちろん、生クリームなどを使ったお菓子と比べれば格段に低カロリーなのですが、何も考えずに何個も食べると、結果的に大量のカロリーを接種する可能性があります。
例えば、中サイズのりんご2個を食べた場合だと280kcalとなり、これは大福1個分のカロリーを超えるものになります。
そのため、りんごを多めに食べる場合は、他の高カロリーである料理の量を減らすなどして対応すると良いでしょう。
ちなみに、りんごを使ったカロリー調整はダイエットなどにも使えるため、融通をきかせるようにしておくと何かと便利です。
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まとめ
1日に食べられるりんごの目安は中くらいのものの半分程度、重さで言うと約150グラムほどになります。
これは大人も子どもも変わりません。
ただ、りんごを使った加工品の場合は、この量から変化が生じるので注意をしておきましょう。
また、りんごを一度に大量に食べることは消化不良・腹痛・下痢などの症状が招く恐れがあります。
可能性はあまり高くありませんが、摂取カロリーが多くなり過ぎることも懸念されます。