夏になるとどこからともなく現れるコバエ。
その都度退治しても次から次へと出現するため、悩みの種になっている方は多いのではないでしょうか?
本当に不愉快な存在ですよね。
何とかしたいところですが、そもそもコバエがどこから発生するのか、よくわからないかと思います。
コバエの発生原因がわからないと対策を取るのは難しいですよね。
また、おすすめの対策方法は具体的にどんなものがあるのかも知りたいところです。
そこで今回の記事では、
- コバエはどこから発生するのか?
- コバエへの対策のおすすめとは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
コバエはどこから発生するのか?
コバエが家の中で発生する原因は大きく分けて2つあります。
つまり、「外からの侵入」と「屋内での繁殖」です。
まず「外からの侵入」ですが、コバエは身体が非常に小さいです。
どのくらい小さいかというと、コバエの種類にもよりますが1mm~5mmほどしかありません。
そのため、換気扇や網戸の隙間などから、家の中へと侵入することが出来るわけですね。
特に、食べ物の臭いが集まりやすいキッチンの換気扇は、コバエにとっては玄関になり得ます。
例えば、キッチン周りを綺麗に掃除している・ゴミも適切に処理しているのに、家の中にコバエが現れる場合は換気扇からコバエが入ってきている可能性があります。
こういったコバエは主に生物や熟した果実が好物で、黒ショウジョウバエや黄色ショウジョウバエであることが多いです。
またキッチン以外の場所では、浴室やトイレに窓がある場合、そこもコバエの侵入経路になることがあります。
オオチョウバエとホシチョウバエは、日陰になっていて湿気が溜まりやすい場所を好むためです。
排水口に溜まっている髪の毛やヘドロ、石鹸カスなどを好んで食べるからですね。
浴室・トイレでコバエを見かけたら、この2種類である可能性が高いと言えます。
最後に、家の周辺にある池や沼、腐敗した植物やゴミ置き場なども、コバエの発生する原因になります。
家の中にコバエが発生する原因が見つからない場合は、家の周辺にこういった場所があるかどうかをチェックしてみると良いでしょう。
次に「屋内での繁殖」についてです。
上記で挙げたキッチン周りだと、三角コーナーや生ゴミを入れるゴミ箱がコバエの発生原因になります。
他には、漬物の容器(ぬか床)やビールなどの空き缶の中すらも、コバエの繁殖地になってしまいます。
また、上記にあるように浴室・トイレのような日陰になっていて湿気が溜まりやすい場所も、コバエの繁殖する場所になり得ます。
特に、夏場はお風呂の使用回数が増えるので、コバエのエサになる汚物が溜まりやすいことにも注意が必要でしょう。
コバエへの対策のおすすめとは?
コバエへのおすすめの対策はやはり、発生原因を排除することが有力です。
三角コーナーや生ゴミを入れるゴミ箱の中でコバエが繁殖しているならば、すぐにゴミを処分しましょう。
また、定期的にこれらの場所を掃除をすることも忘れてはいけません。
コバエは卵から成虫になるまでの時間が、おおよそ10日程度と非常に短いです。
コバエのメス一匹が卵を約500個も産むことが出来るので、一瞬で莫大な数のコバエが発生することもあるでしょう。
ちなみに、三角コーナーや生ゴミを入れるゴミ箱は、蓋付きのものが販売されているので、それを利用するのもコバエ抑止に効果を発揮するでしょう。
浴室・トイレもキッチン周りと同じように清潔に保つことが重要になります。
排水口に溜まっている髪の毛やヘドロ、石鹸カスなどが無くなれば、コバエのエサも無くなることになるので、発生を抑えることが出来るからですね。
また、コバエの好む湿気を逃がすための換気にも注意しましょう。
最後に、網戸や外に置いてあるゴミ箱へのコバエ対策としては、ウェットティッシュなどにも使われている逆性石けん(塩化ベンザルコニウム液)を約200倍に薄めた液体をスプレーすると良いでしょう。
逆性石けんは薬局で「オスバンS」などの名前で販売されていますので、入手も簡単なのでコバエの抑止に効果的ですよ。
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まとめ
コバエは本当に不愉快な存在ですよね。
不衛生ですし、素早く駆除してしまいたいところです。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。