雪が大量に積もる地域では雪かきをする必要があります。
雪かきは本当に重労働なので、事故や怪我をしないように作業を進めていきたいですね。
しかし、雪かきの作業では何に注意すれば事故や怪我を防げるのか、よくわからない方も少なくないのではないでしょうか?
実際に事故や怪我が起きては遅いので、あらかじめ予防方法を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、雪かきの注意点についてお伝えさせていただきます。
雪かきの注意点はこれ!
1・天気予報を確認する
雪かきをする前に天気予報を確認しておきましょう。
例えば、雪が少ししか降らずに、気温が高めならば雪がそのまま溶けることが期待できますしね。
また、雪かきをするタイミングは「雪が降っていない」・「明るい時間帯」が基本になります。
雪が降っていたり、薄暗い時間帯での作業は怪我や事故の原因になることがあるからです。
2・雪かきに適した服装に着替える
雪かきをする前に、雪かきに適した服装に必ず着替えるようにしましょう。
雪かきの服装の基本は「防水・防汗・防寒」の3つです。
作業中に雪が衣類に染み込んでくると身体が一気に冷えてしまいますし、雪かきは重労働であるため汗もよくかきます。
そして、屋外での作業になるのでしっかりとした防寒対策をしておく必要がありますしね。
具体的な服装としては、
2・首への寒さを防ぐためのマフラーやタオル
3・防水性に優れた上着やズボン
4・防水性が高く滑りにくい手袋・防寒靴や長靴
以上になります。
また、マフラーなどは長すぎると作業のじゃまになってしまうので、適切な長さになるように調整するようにしましょう。
3・準備運動をしっかりと行う
雪かきは非常に重労働です。
そのため、作業を開始する前にしっかりと準備運動をしておきましょう。
雪かきで負担がかかる足首や肩、腰や股関節などを意識して行うと効果的です。
また、雪かきの作業後は下半身に血が溜まりやすいので、偏った血液を全身に循環させるための体操も忘れないようにしましょう。
4・雪かきをする場所を確認する
雪かきの作業をする近くに水路や池、側溝などの場所があれば状況確認をしておきましょう。
雪が積もっていると端がわからなくなり、転落などの事故が発生することがあるからです。
他にも、側溝などの小さな窪みは雪に丸ごと覆われてしまうことが珍しくありません。
そのため、箒などの柄が長いものを使い、こういった場所がどうなっているかを把握しておきましょう。
また、軒下などに出来ている氷柱(つらら)や屋根からの落雪も注意する必要があります。
次に、雪かきで集めた雪を何処に運ぶかを決めておきましょう。
基本的には、自分の家の敷地内に雪を集めることになるかと思います。
ただ、雪を置く場所がないからと言って、車道や河川などに雪を捨てるのはやめましょう。
場合によっては賠償請求などのトラブルが発生する可能性があるからです。
5・水分補給をしっかりと行う
雪かきは重労働であるため、汗をよくかくことになります。
気温が低いため実感しにくいですが、冬場でも脱水症状になることはあります。
そのため、延々と作業をするのではなく、きちんと休憩をして水分を補給するようにしましょう。
6・周囲の人に声をかけておく
雪かきの作業を一人でしている時に事故が起こると命取りになりかねません。
例えば、屋根からの落雪が頭部に直撃して意識を失うなどが考えられます。
そのため、雪かきの作業をする前に家族や隣近所の方に声をかけておくようにしましょう。
何かあってからでは遅いので、自分の命を守るためにも注意しておきたいですね。
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まとめ
雪かきは重労働でありながら、長時間作業をすることになります。
万が一の事故や怪我を防ぐために、これらのことに注意して雪かきをしておきたいですね。