雪が大量に降ると雪かきが大変ですよね。
階段部分や玄関の雪かきは、人がよく通る場所なので特に注意をしておきたいところですよね。
そんな階段や玄関の雪かきですが、何度も雪かきをする可能性が高いので、効率的なやり方を知っておきたいところです。
また、雪かきをする上での注意点も気になりますよね。
そこで今回の記事では、雪かきで階段や玄関のやり方について、お伝えさせていただきます。
雪かきで階段や玄関のやり方はこれ!
雪かきで階段や玄関の作業を始める前に
雪かきを始める前に、雪かきに適した服装に着替えるようにしましょう。
雪かきは重労働ですから、作業をしている間に汗をたくさんかくこともあります。
他にも、雪が衣服に当たって染み込んでくることもあるでしょう。
そのため、雪かきの服装には「動きやすく」・「防水性と防寒性があり」・「重ね着しやすいもの」の特徴をもったものが適しています。
また、手袋や長靴などは転倒などを防ぐために「雪が染み込みにくく」・「滑りにくいもの」がおすすめです。
次に、準備体操をしっかりと行っておきましょう。
雪かきは重労働なので、身体に対する負担が大きいことが珍しくありません。
そのため、作業を開始する前に準備体操を行い、身体をほぐしておきましょう。
最後に、雪かきを行う場所の確認をしておきましょう。
雪が大量に降り積もっていると、ちょっとした溝や段差などは隠れて見えなくなってしまうからです。
こういった隠れてしまっているものに躓くことは十分に考えられるので、箒などの柄が長いものを使って確認しておくのが安全です。
また、地面に近い部分の雪は硬い氷になっていることがあります。
これも転倒の危険を招くものなので、雪かきを開始する前にチェックしておくと良いでしょう。
雪かきを始める
階段や玄関に降り積もっている雪が5cm程度であれば、箒やブラシを使った雪かきが一番簡単でしょう。
箒やブラシを使う場合、耐水性があり頑丈なものが適しています。
やり方はとしては、一番高い場所からチリやゴミを掃くように雪を掃除していけば大丈夫です。
階段の雪かきであれば、上から一段ずつ下へ雪を落としていくようになりますね。
ただし、階段のような高い場所から雪を落とす場合は、落とす前に人や物が下にあるかどうかを確認するようにしましょう。
気づかずに雪を落としてトラブルになってしまったら嫌ですしね。
逆に、大量の雪が降り積もっている場合は、スコップやプッシャーラッセルなど多くの雪を動かせる道具を使うようにしましょう。
作業の手順としては雪が少量である場合と同じですが、氷などにより滑りやすくなっているので、高所での作業は慎重に行った方が良いでしょう。
ちなみに、雪を取り除いた後でその場所へ塩を撒いておくと、その部分に降った雪が溶けていきます。
雪への対処方法としてうまく使えば非常に有効な方法なのですが、金属製の階段などに塩を散布すると錆びの原因になることがあります。
そのため、塩を撒く前に周囲の環境への影響をしっかりと検討した上で散布するようにしましょう。
雪かきで階段や玄関の作業をする場合の注意点
階段や玄関の雪かきをする上でやってはいけないことがあります。
その1つが「お湯を使って階段や玄関の雪を溶かすこと」です。
大量の雪を溶かすためにお風呂の残り湯などを使うことは珍しくありませんが、これは人が通らない敷地の隅や溶けた雪が排水路へ流れるルートを作った上で行うのが基本です。
人がよく通る階段や玄関などでこの方法を行うと、次の日にはお湯がガチガチに固まって氷になってしまいます。
こうなると、足を滑らせて転倒し怪我を招く可能性が高く、しかも硬い氷を取り除くのは大変な作業になります。
そのため、雪かき時に楽がしたいと思っても、安易にお湯を使うことは止めておいた方が無難です。
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まとめ
雪かきを頻繁に行う階段や玄関は、効率の良い方法を確立してささっと終わらせてしまいたいですよね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。