東北地方などの豪雪地帯では毎年「雪かき」が行われています。
雪かきは重労働であり、しかも長時間に渡り作業を行う必要があるため、雪かき後に筋肉痛になってしまうことが多いです。
筋肉痛の状態で、後日にも雪かきの作業が残っている場合は本当に憂鬱ですよね。
雪かきで起こる筋肉痛を効果的に治す方法を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、雪かきで起こる筋肉痛を効果的に治す方法について、お伝えさせていただきます。
雪かきをすると何故筋肉痛になるのか?
雪かきは全身の筋肉を使う重労働です。
雪はふわふわして一見すると軽く思えるかもしれませんが、実際は非常に重たい存在です。
雪かきは、雪をかきあげる時に手首・力こぶ・太ももの前・背骨の筋肉・腹筋の筋肉を一気に使います。
それを連続して、何百回も反復運動するのですから次第に身体が熱くなってきます。
そのため、長時間に渡り重い雪を大量に取り除いたり、別の場所へ運搬する作業である雪かきは身体への負担が非常に大きいわけですね。
普段からあまり運動していない人であれば大変な作業ですし、普段から鍛えている人だとしても雪かきの作業に従事すると汗をかき、呼吸のリズムが早くなるほどです。
そして、雪かきは日常生活に支障をきたすことがないために行われるものなので、必ず最後までやりきる必要があることも原因の1つです。
ジョギングなどであれば、疲れたから休憩してそのまま中断しても構いませんが、雪かきはそうはいきません。
しかも、人によってはスケジュールが詰まっているために「今日のうちに雪かきを終わらせたい!」と考えて、ハイペースで雪かきをする人も多いことも筋肉痛になる原因となっています。
雪かきで起こる筋肉痛を効果的に治す方法はこれ!
1・冷やして休ませる
背中や手首などがズキズキと痛む場合、痛みがある部分を冷やすことが筋肉痛を早く治すことに効果的です。
激しい痛みが生じている場合は、その部分に炎症が起きていることも考えられます。
そのため、湿布などを使用して患部を冷やしてあげましょう。
また、あまりにも痛みが激しい場合は、病院を受診するようにしてください。
2・温めて伸ばす
身体を動かそうとしたら痛みが発生する場合は、その部分の筋肉を温めてストレッチをしてあげましょう。
一番簡単な方法としては、お風呂で湯船に浸かることです。
お風呂で湯船に浸かることで、全身の血流を促し血行が良くなりますからね。
ただ、高温のお湯で一気に身体を温めてしまうのは、血流が一気に良くなるため筋肉に負担がかかります。
ぬるめの温度でゆっくり浸かるか、足湯などから始めて温まってきたら湯船に入浴をすると良いでしょう。
3・整理運動をしっかりと行う
雪かきを終えた直後は、筋肉がガチガチに固くなってします。
筋肉が固くなっていると、上記にもあるように血流が悪くなり、痛みの原因になることがあるわけですね。
肉痛だからといってじっと動かずにいると、どんどん血流が悪くなりかねません。
そのため、雪かきの後には整理運動をしっかりとして筋肉をほぐしてあげましょう。
筋肉をほぐし血流をよくすると、筋肉痛が早く治るようになります。
また、雪かき後は、ふくらはぎなどの下半身に血液が溜まりやすい状態になっています。
この状態だと、雪かきをやめた直後の下半身に溜まった血液が上半身に循環せず、貧血の原因になることがあります。
貧血を防ぐためにも、雪かきの後は整理運動をしっかりと行うようにしてください。
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まとめ
雪かきの後の筋肉痛は本当に辛いですよね。
そんな筋肉痛を治すために、この記事がお役に立てれば幸いです。